「・・・・・意外と、しんどいなこれは」
「思ったよりは急よな斜面が」
「でもなー空気うまいよなやっぱ」
「せやな、やっぱええよこういうのも。森林浴も」
「マルちゃんえっらい汗やん」
「マルちゃんめっちゃ暑いわー」
「天気がね、過剰にええよな今日は」
「ほんまやで!これ木がさ、大分遮ってくれとるけど!じっつはものそいピーカンやんな」
「ありがたい話やね」
「ほんまに。でもよぉ言うやんか、山の天気は変わりやすいて」
「あぁ言うわなーどうなんやろ、この程度のそんな高くない山でもそんなんあんのかな」
「あるんちゃう?なんたって山やから!山には神様おるし」
「あぁ、ほなうちらは今神様のおうちにお邪魔しとるわけや?」
「そう!せやから上り始めるときに、神様にちゃんとお邪魔します言うてこな」
「え、言うた?」
「俺は心の中で」
「あたし言うてへんわーまずいかなー」
「あーそれは不法侵入やな」
「やばいやばい。神様ーお邪魔してまーす」
「よしよし。ほらスピード落ちてきとるぞー!足が重くなってきたかぁー?」
「実はわりと・・・」
「持久力ないねんな、そのへんは直さな!ライブもあんねやから!」
「おっしゃるとおりですよ・・・あーしんどい」
「・・・しゃーないなーほれ!」
「お?」
「手ぇかして」
「・・・引っ張ってってくれるんですか?」
「ちゃんと自分の足で歩くんやぞ?そのかわりちょこーっと手伝ったるから!」
「マジすかありがてぇー」
「ファイトぉー!」
「いっぱぁーつ!」