「タララッタッタッタッタ!タララッタッタッタッタ!タララッタッタッタッタッタッタッタッチャッチャーチャッチャ!キューピー3分クッキングーさぁ先生今日のメニューはなんですかー」
「テーマソングつきでありがとーございまーす今日はなんと!」
「今日はなんと」
「カレーうどんでございます!」
「はいー残り物ーーー」
「言わんの。そんなん言わんの。」
「有効活用や有効活用。エコやろ。さぁ手順ですけども」
「はい、この残り物のカレーに和風だしを足しまーす」
「足しまーす」
「めんつゆでもええらしいでーす」
「でーす」
「混ぜまーす」
「混ぜまーす」
「うどん茹だってまーす」
「茹だってまーす」
「湯切りしまーす」
「ハイ切れたー投入ーーー」
「混ぜまーす」
「混ぜまーす」
「完成!!」
「うまい!」
「まだ食うてへん!」


























「あいつ今学校で昼休みやんなー」
「そうやんなー」
「大倉とか丸・・・なんやっけ」
「丸井ちゃうか?」
「そうや丸井や。そいつらとメシ食っとんねやろなー」
「でも絶対こっちのがうまいで。カレーうどんのがうまいで絶対」
「そらそうやわー俺らが作ったんやからー」
「ちょっと待てよ、お前は手ぇ出してへん」







ピーーーン、








「あ?」
「え?」
「お?」








ポーーーン。








「誰?」
「さぁ」
「誰か来たなぁ」
「誰やろな」
「出てええのか」
「そらそうやろ俺らかてもうここの住民や」
「住人のが正しいんちゃうかなって思う」
「はいチパうっさいから代表して出てきてー」
「嘘!なんで!」
「食事中に席立ちたないねん、ここに集中したい」
「行け行けチパ。新聞屋やったらサッカーか野球かプロレスのチケットもらっといて」
「・・・もーしゃーないなぁ・・・」









「しかし新聞屋も大変やよなー」
「昼メシも食わずに営業や。あの勤勉さと図々しさを見習え長男」
「図々しいのは末っ子の特権やぞ三男」
「つかカレーうどんにネギ入れんの忘れたよな」
「あ、ほんまや」






「ねーバルくんユウくん、どうしよーーー」






「・・・玄関でなんか猿が鳴いとんぞ」
「あ?もー、なんやねんチパー」
「どのチケットもなかったかー?粘ったら絶対出てくんぞほんまに。なかったらティッシュとかでも」






「そうやなくってー、お客さーーーん」






「・・・お客さんやて」
「居留守使えチパーーー」






「もう無理やんかぁーーー」






「そらそうやぞお前」
「・・・そらそうやな」
「誰やねーーーん」






「わからんけどめっちゃ男前のひと来たーーー」






「ほれユウ男前やて。慌てろ。」
「俺を越えることはないから慌てへん。それよりネギや」
「もう遅いやろ、ほとんど麺が残ってへんもん」






「ねぇ聞いとんのーーー?上がってもらってもええかなぁーーー?」






「いや、誰やねんって」
「何屋さーーーん?セールスーーー?」






ちゃんの友達やてーーー」






「・・・・・・・」
「・・・・・・・」






「・・・すいません、お邪魔します・・・」



「・・・・・・・」
「・・・・・・・」



「もうキリないから上がってもらったよ?」
「・・・・・・・」
「・・・・・・・」
「お向かいさんなんですよね?」


「あ、ハイ。向かいの家の、山下っていいます」


「山下くんやって!」
「・・・・・・ほれ、ユウ。慌てろお前」
「・・・・・・もう勝負ついとるやん・・・」









(09/12)