ひと月後くらい。




「なぁすばるー」
「なんや」
「俺さぁ、最近ドラマばっか結構行っとるやんかー」
「・・・せやな」
さんめっちゃええひとやったわ」
「どんなふうにやどんな優しいことされたんや何をしたんやお前は」
「畳み掛けてくるな俺はなんもしてへんわ。いやほら俺さ、苦手やんか現場とか馴染むの。今回事務所おんなじ奴もおらんし」
「せやな」
「ほんでもきちんとな、話しかけてきてくれんねん。でも鬱陶しくないレベルやねん程よい感じ。わかる?」
「気配り名人やからなあいつは」(余計なことしよってあいつ)
「え、知っとんのさん?面識ある?」
「・・・いやないけど、テレビでなんか言われとったわ」(言われてへんけど)
「あーそうなんか・・・ほんでな、まぁ一緒にメシ食ったりとかするやんか」
「は!?メシ行ったん!?」
「いや現場のやん、弁当とかの話」
「あ、あぁそうか・・・」(紛らわしいねんこのアホ)
「俺あんなに現場でリラックスしながらメシ食ったんとか、ニノちゃんと共演しとるとき以来やったわ」
「・・・へぇリラックスできたんですかよかったねー」(なんか知らんけど鬱陶し。)
「なんつーか空気感みたいなん?それをほんま、上手に作らはって。気配り名人やっけ?それほんまそうやわ。しかもなんかな、エイトの曲も聴いてくれとるみたいで話全然合うし」
「いやーそらまぁー聞くやろな」(CD全部渡してありますしねぇ)
「オニギシとかめっちゃ好きやって言うてくれてんで?全然最近の曲ちゃうのにそこまで聴いてくれとんのが俺めっちゃ嬉しかったわ」
「そりゃーよかったですねぇほんっまにねぇ!まぁあれはバルの声あってこその曲ですけどねぇ!」(あいつお世辞もたいがいにせぇよ!)
「でもさんは歌詞あってこそって言うてくれてんで」
「・・・・・・・」(・・・なんでや・・・)
「あーほんまよかった、ええ現場で・・・」
「・・・・・・麻婆豆腐で溺れてまえお前なんか・・・・・・」
「へ?なんて?」
「なんもないわボケ!アホバカ!」