「オニギシが好きやってことは知らんかったわ」
『言ってなかったね』
「なんでなん?なんで先にヨコに行くんその情報が」
『えー・・・だってそりゃ、現場で会話していくうちに、流れでですよ』
「しかもあれですか、歌詞あってこそとかおっしゃったみたいですけど」
『あぁ、言ったかな?』
「俺よりヨコを評価するんか!」
『そういうわけじゃないけどさ!』
「そうやんけ評価しとるやん!なんやねん、オニギシがなんやねん!そんなもん俺がいくらでも握ったるわ!お前なんか握ってやる!!」
『それおにぎりじゃないじゃんお寿司じゃん!』
「ほんまどーゆーことやねん、お前なんでそんな人当たりがええの。ヨコがまかり間違って惚れたらどないすんの」
『あっははは!ないよ!』
「わっからんやろが!!あるかもわからん、つかなんならあるよ!ありますよ!!」
『ありませんよ!!』
「あの子ピュアなんやから案外簡単に落ちんねんぞ!どないすんねん!!」
『それは横山くんの心配なのわたしの心配なの!?』
「お前に決まっとるやろがアホ!!!愛しとんのはお前だけじゃボケ!!!」
『いや嬉しいけど、え、そんなあっさり言っちゃうんだそういうの!』
「あかんのか事実を言うただけやろが」
『いや、嬉しいけどねすっごい。ちょっとびっくりしたけど』
「・・・もーはよ撮影終わらせろや!」
『それは監督さん次第・・・』
「お前やたら忙しいしこうやって話すの電話ばっかやんか、知っとる?俺らもう54日も直接会ってへんねんぞ」
『あれ、そんなにだった?』
「そんなにや。つーかやっぱ知らんしな。数えとんの俺だけや」
『すばるが日数数えてる時点で仰天だよ・・・ごめんごめん』
「しかも仕事は仕事でヨコと一緒やし・・・人づてに彼女の情報聞く彼氏の気持ちわかるか?」
『だいたい予想は。わたしが横山くんにすばるの話聞いたときの気持ちと似てるのかなーって』
「・・・え、なんか聞いとんの?」
『ポーチばっか持ってるとか』
「あの野郎・・・!!!!」
『などなど』
「・・・つーかそんな情報聞いたところでお前は何を思うわけ?」
『あ、どこででもそうなんだやっぱり、みたいな』
「平淡すぎるわ!そんなもんただの感想やんけ感情ちゃうわ!言っとくけどな、俺はお前の話をヨコから聞いたとき会いたくて会いたくてもうイライライライラしよってんぞ!!」
『イライラなんてしなくてもいつでも会えるじゃん!』
「会えへんから54日経っとんねやろ!?あ、日付変わったから55日や!」
『わたしだって会いたいよ』
「 、」
『会いたいよ。今すぐでも会いたいくらいだよ。だから、会いに来て』
「・・・・・・」
『って言ってもすばる来ないでしょ?』
「・・・いや、行きます今から」
『え?いやいいよ無理しちゃダメだよ』
「ええから黙って待っとけ」
『今絶対来ないだろうと思ったから言っただけで、だからほんといいよ!』
「ええって言うとるやんけ」
『仕事あるでしょ明日』
「関係ない。ほんま行くから、お前寝るなよ。待っとけよ。ほなまた」
『ちょ、』



ピッ。



「・・・・・・っしゃ。」












(11/14 渋谷さんと女優さんのお話リクエストでした。一番心配なのがこの会話形式でよかったのかってことです。もっとちゃんとした文章がよかったとかだったら・・・すみません!リクエストありがとうございました!!)