「こないだなー、おとんがあたしの出た番組たまたま見たんやて」
「お、よかったじゃん。珍しい」
「んでな、メールがきてん」
のお父さんメールすんだ・・・なんて?」
「ええ年してそんなミニスカート履くのはみっともないんちゃう?って」
「あっはははは!」
「そんなに!?みたいな。言うてもあたしまだ20代やん全然平気やろ?」
「うんうん、まだ平気でしょ」
「瀬川瑛子かてまだミニスカ履いとんのに」
「そこ比べんの?」
「でも実際どう思う?ヒデから見てさ、あかん?もうあかんの?」
「いーやぁー?別に平気だと思うよ。見苦しくもないし。ただ、だってのお父さんじゃん。心配性じゃん」
「まぁね。昔かたぎなひとやしなぁ」
「だって俺一回さ、付き合ってた頃に行ったじゃんんち」
「はいはい来たなそういえば」
「あんとき俺のお父さんに『責任取る気はあんのか』みたいなこと言われたんだよ!」
「ぎゃははは!!マジで!?ほんまに!?うっそやん!」
「マジだよ!ちがうあんときがちょうど席外しててー」
「そのタイミングで言うたんや!」
「そう、たぶん狙ってたでしょそのタイミングを」
「うわっはは!すごいなぁおとん!そんなんヒデに言うとったん!?」
「言われた言われた!」
「え、で、なんて答えた?」
「あります!って」
「おぉ、ありますって答えたんや!」
「そりゃーそうだろ!その状況でいやそこまでは・・・とか言えねぇよ!」
「いや面白いことなっとったんちゃうか?」
「どうなんの?のお父さんそんなん言われたらなんて対応すんのかな?」
「たぶんやけど、うちから叩き出されるよ!最悪塩まかれるんちゃう?」
「うっわ絶対やだし!やっぱ怖いんだよのお父さん!」
「怖いでうちのおとんは・・・見た感じ怖そうやろ?」
「怖そう!実際優しかったけど怖そう!」
「そうやんな!やっぱな!」
「だからと別れたあとしばらく俺怖かったもん。大阪とか仕事で行ってもさ、のお父さんと擦れ違ったりすることあったらマジ殺されるなって思って」
「まぁ責任取る気ありますって言うといてあっさり別れたもんなぁ」
「でも円満に別れたじゃん」
「ほんまに円満に別れたよ。いや、せやからある意味責任は取っとんねんて、ちゃんと終わらせたんやから」
「・・・あーなるほどそういう取り方ね。でものお父さんの言ってた責任は絶対違うでしょ?結婚でしょ?」
「そらうちのおとんはもう、実家帰る度に『はよ結婚せぇ』ってやかましいに」
「一人っ子だからだよが」
「孫が見たいんやろな。そらあたしかて見せてやりたいけども」
「それはわかる!俺もそう、孫の顔は見せたいよちゃんと」
「でもいつ結婚できんのか全然わからんやんか」
「許可とかもね、事務所の」
「そうそうそう。相手にすらやかましいやんか事務所は」
「だから最悪結婚しよう」
「あ、うちら二人?」
「そう。できるでしょ実際」
「いやできるできる。ヒデとなら結婚絶対できるわ、同居も辛くない」
「だから最終手段は、もう滝沢
「もしくは秀明やろ」
「え、ムコ!?」
「だってあたし一人っ子やん。婿養子も視野には入れとかな」
「最大の関門はのお父さんだよな。一回別れといて結婚すんの!?今更!?みたいな」
「まぁホッペ一発は覚悟しといて?」
「うーわやだ!殴られたくない!」
「でもうちおとん単純やから、一発殴ったらもう、次の日にはあっさりさっぱりやで」
「後腐れない感じだ」
「そうそう。しかも念願の娘の結婚やから、これ逃したらもうないくらいの気持ちやと思うねんおとんも。せやから意外とヒデに優しく接してくれるかもわからんに」
「あーーーそれいい!それ一番いい!」
「じゃあ視野いれとこか、最終手段結婚」
「入れとこ入れとこ。新婚旅行はどこがいい?」
「ベガスで豪遊」
「は?本気?」
「ウソ」
「だよねそういうの嫌いだよね」
「ぎらぎらした空間嫌いやねん。賭け事せぇへんしカジノとか絶対つまらんわ」
「俺さ、結婚式は船でしたいんだよね」
「船?ウェディングクルーズってこと?」
「そうそうそう!東京湾あたりで」
「えー・・・」
「なに、だめ?」
「潮風でばっさばさになってまうやんか髪とか」
「がっちがちに固めていきゃいいじゃん。んで、結婚式終わったらお客さんだけ港に下ろして、俺らはそのまんま船で新婚旅行に出かけるわけ」
「どこ行くんや船で」
「グランドライン?」
「ワンピースかい。そんな舵取りされた時点で離婚やわ」








(10/26 ヒデ=タッキー。今はこんなんです。)