数年前。





「今日びオセロってどうなん」
「しっかたねーじゃんなんもないんだから」
「あ、カドいただきます」
「え、待った待った待った!」
「待ったなしやろー」
「うっそマジでー・・・最初に言ってなかったじゃん・・・」
「基本です基本」
「えー・・・え、だってこれ俺もう負けじゃね?」
「いやまだいけるで、まだあんた勝てる」
「マジ?どこに置いたら俺勝てる?」
「教えるわけないやろ」
「ですよねー・・・じゃあここで」
「・・・なぁ」
「うん?え、違った?ここ置けるよね俺」
「置ける置ける、それは大丈夫」
「なに、じゃあ違う話題?」
「そう」
「どした?」
「好きやって言うたら迷惑?」
「・・・・・・・・・・・・へ?」
「迷惑なら言わんし」
「いやいやいや」
「あ、こちらのカドもいただきました」
「いやいやいやいやいやいやいやいや!!待って待って待ってマジで」
「待ったなしやって」
「オセロの話じゃねぇよ!え、今のは何ですか」
「告白、の前置きやね。まだしてへん」
「・・・え、が俺んこと好きなの?」
「言うてええんなら、うん、好き」
「・・・・・・ちなみに、どこが?」
「顔」
「・・・・・・」
「ではないどこか。」
「そんな『ここではないどこか』みたいな・・・」
「GLAYやね。いや真面目な話、わからんねん正直どこが好きなんって聞かれても」
「なのに好き?」
「せやから好きなのかも」
「・・・・・・っつかさ、それはこんな、オセロしながら言う話じゃなくね・・・?」
「んー、でも勢いがないと言われへんから」
「勢いがあるんだこのテンションで」
「照れ隠しも含まれてたり」
「照れてるんだそのテンションで!」
「ちょーはずーい」
コギャル言葉が似合わなすぎる」
「大好きやで、ヒデ」
「・・・・・・・・・お前さぁ」
「自分らしく言うてみました」
「そうじゃなくって。・・・あーもー・・・・・・そういうのは男から言うもんなんだよ」
「うん、ごめん。好きすぎて我慢できひんかった」
「・・・俺我慢してたのに?」
「知っとったよ、あえて言わんねやなって。せやから最初に聞いたやん、好きって言うたら迷惑?って」
「・・・・・・・・・・・・ねぇ、オセロ最初っからやり直そう」
「あ、負け確定したからって投げるんや」
「ちげーよそんな卑怯者じゃねぇから!・・・次勝ったほうがー、告白できんの、相手に」
「・・・なるほど。そういうことなら仕切りなおしますかオセロ」
「そーだよ、そんで白黒つけんだよ」
「あ、うまいこと言うなあんた」








(01/26 こんな告白だったらいいなぁ。しかもこのあとの勝負でヒロインわざと負けてタッキーに言わせてあげてたらもっといいなぁ。)