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(山慶加手増錦)
「何コレ」 「・・・おせんべい、とか」 「海苔せんべいかも」 「いや海苔、・・・海苔・・・?」 「だからー普通せんべい焼いて、焼きあがったのに海苔をこう巻くじゃん」 「うん」 「海苔を巻いてから、焼いちゃった、みたいな・・・」 「いや燃えるだろそれ、海苔が」 「いや、だからこうなったんだよ」 「うっそ」 「いや適当だけど」 「適当だよね?」 「すっごい適当に言った。ごめん」 「食え」 「えっ」 「何、どうしたの錦戸くん」 「ええから食えよ。な。せっかく置いてあるんやし」 「え・・・え、これが何か知ってんの錦戸くんは」 「いや知らん知らん。でもほら、こうやって差し入れみたいにして置いてあるんやから、ありがたく食べたらええやんって」 「あー、まぁね」 「コレ食べていいものなのかね」 「ええよ食って」 「許可下りちゃったよ」 「亮ちゃんからの差し入れ?まさか」 「ちゃうよ」 「・・・ふーん・・・」 「ほらシゲ」 「え」 「うん、やっぱシゲだよねここは」 「シゲか手越だな」 「なんで!?なんで!?」 「こう、下から順番だよこういうのは。おとそとかもそうだもん」 「・・・おとそってなに?」 「正月に飲むお酒。毒見の意味合いで、年少者から飲むの」 「へぇー詳しい」 「さすがだね」 「でもそれもうすなわち自分たちから食べるってことを決定させてるんだけどね」 「・・・あ!そうだ!!」 「うわバカー」 「お前に!だけは!言われたく!ない!!」 「え、待って。・・・ってことは俺?」 「あ、そうだね誕生日まで突き詰めて考えるとね」 「シゲが7月で手越が11月だからね」 「一番若いのは手越になるか」 「うーーーーわーーーーーーー!!!!」 「そんなに悲鳴上げなくても」 「だって怖いもん!」 「行けほら手越」 「なんで?なんでそこまでするの?俺こないだ山下くんの代わりに納豆プリン食べたじゃんHEYHEYHEYで!!」 「でもアレうまかったんでしょ?」 「うんおいしかった!」 「じゃあその訴えは無効です」 「えええええーーーー」 「いけ!」 「いっちゃいなよ!」 「でもお前らそんなん言うけどさ、これ手越のあとはシゲ、まっすーでピーで小山やで」 「な、なんで自分抜かした?」 「食べない気だ錦戸くん!!」 「ちょっとそりゃないよーーー!!」 「ちが、ちゃうねん、俺もう食ったもん!」 「・・・え?」 「え、どこで食ったの?一緒に今ここ帰ってきたよね?」 「あ」 「え?亮ちゃん?どういうこと?」 「なんで、え?誰の差し金?」 「俺らに何を食わせてどうするつもりだったの?」 「まぁ待て!詰め寄るな!」 「いやこれはもう立派なね、犯罪行為になる可能性がありますよ?」 「毒?毒?」 「ちゃうわ!!」 「じゃあまず、何コレ」 「・・・・・・・・マドレーヌ」 「・・・・・・・・・・・・」 「・・・・・・・・・・・マドレーヌ?」 「・・・・・・・・・・・マドレーヌって、え?こんな形状してた?」 「してないしてない」 「いやでもマドレーヌって言うんだったらマドレーヌなんだろうね・・・」 「え、マドレーヌにー、海苔、巻いた?」 「巻いてへん」 「じゃあなんでこんな黒いの?」 「それは・・・わからんけど」 「え、手作り?手作り?」 「・・・・・・・・」 「・・・まさか亮ちゃんの手作り?」 「んなわけあるか!!」 「だよね!」 「・・・・・・・・・まさか、もしかして、の手作り?」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・」 「・・・あーーーーーー」 「へー・・・・・・」 「ちゃんって、こういう、アレ、なんだ・・・」 「そりゃ亮ちゃんは先に食うわな」 「え、じゃあ味はわかってるんだよね」 「そうだよね。どうだったの?」 「見た目は海苔せんべいでも、味がちゃんとマドレーヌだったら俺らは喜んで食うよ?」 「・・・・・・だからー、食えって」 「え・・・」 「・・・なんでノーコメントなの?」 「食え」 「・・・うわ」 「ほら手越」 「やーだー・・・」 「な。」 (05/03 NEWS編です!こっちは先にバレちゃった。) |