「ゴメン」
「・・・謝るのはこっちだよ亮なんも悪くないし」
「でも言わんかったから。俺、そういう撮影あるとか」
「だって恋人同士の役だよ、あってもおかしくないよ。あたしが気にしすぎなだけで」
「・・・・・・なぁもっかい、から説明してくれる?」
「え?」
「赤西挟んで聞いただけやん。俺らの問題やのに、俺からなんも聞いてへん。の言葉で聞きたいねん。そんで、謝りたい」
「・・・・・・」
「な。。」
「・・・・・・・・・・木曜日、たまたまテレビつけたら、フジテレビだったの。ちょうどラストフレンズが終わりかけで、あ、やばいって思ったんだけどなんか、亮が画面にいたから見ちゃって」
「うん」
「亮、ずぶ濡れだったでしょ」
「うん」
「・・・まさみちゃん、が、抱きしめたでしょ」
「・・・うん」
「・・・あたし、いっつも亮に抱きしめてもらうばっかだし、あんなふうにね、包みこむ みたいにして抱きしめてあげたこともないんだ、って  思っ、」
「・・・うん、ええよ。続けて?」
「思って 。  すご、なんか悲しくなって、しまって。そしたら予告が始まって」
「うん」
「そしたら亮、まさみちゃんに『行かないで』って言ってた、の」
「うん、言うた」
「あんなふうに言われるのは、あたしだけじゃないんだ。他の子にも言うんだなって、」
「・・・あ、んなん、演技やん・・・」
「・・・演技ってわかってるけど・・・わかってるから、そんなこといちいちすごい考える自分も、やだ、し」
「・・・」
「やっぱりまさみちゃんってかわいいし、なんか画面の中の二人が、普通の恋人同士に見えて、き て」
「・・・・・・」
「なん、か・・・あたしなんかより、よっぽどお似合いで、」
「・・・・・・そんな」
「かと思えば違う場面でなんかいきなりまさみちゃんのこと襲ってるし!」
「・・・・・・・・・・・」
「そんなに好きなんだまさみちゃんのこと、って、」
「・・・・・・いや、」
「そう思ったらなんか、すっごい泣けてきて、」
「今みたいに?」
「今、より」
「今よりも泣いとったんか、ひとりで」
「・・・・・・」
「・・・ひとりで、しんどかったな。ごめんな」
「・・・・・・・もうやだ、すっごいワガママだ、 って自己嫌悪、して。でもなんか、亮に会うの が、恐くて」
「・・・」
「どうしたらいいのか、わかんなくて」
「・・・だから避けたんや」
「そう。だけどこないだ亮が強引にうちに上がったとき、亮の顔見て、なんか、ぐっちゃぐちゃになって」
「・・・ぐっちゃぐちゃ・・・何が、どう?」
「会えて嬉しいとか、避けてた罪悪感とか、やっぱ好きだっていう想いとか、まさみちゃんとか」
「長澤さんも混ざったんや・・・」
「そういうのが全部混ざって、混乱しちゃって」
「や、・・・俺もだいぶ強引に押し入ったからな。混乱してもしゃあないよ」
「でも前にもこういうのあったから、これいい加減あたしバカだなって思うと言えなくって、」
「思わへんよ」
「あのまさみちゃんと張り合おうとしてんのかコイツって思われんのも嫌だしだって絶対敵わないし!あんな、かわいくって演技上手で、女の子らしい雰囲気のまさみちゃんにあたし・・・あたしが、勝てるわけないし」
「思わへんって、。お前は長澤さんに負けんくらいかわええよ」
「うそだ」
「嘘ちゃうわアホ・・・俺、俺がこんなにな、お前のこと好きやって言うとんのに、・・・なんでそんな不安になんてなるん」
「・・・・・・」
「たしかにああいうシーンあるって言えへんかったよ。でもそれはお前が大事やからやん、お前が傷ついてまうの、嫌やったから、」
「・・・・・・」
「完全に演技の世界やから、も知らんなら知らんほうがええやろなって思って。見る必要もないし。・・・せやから俺、言わへんかって」
「・・・・・・」
「・・・せやけど結局、傷ついてもうたし・・・どっちがよかったんやろ、って」
「・・・それは、」
「たぶん言うたほうがよかってんな。俺がちょっとラクしようとしたからアカンかった」
「そんなことないよ、あたしがもっと ちゃんと、亮のこと信じてたら・・・ドラマの演技なんかでこんなふうに思わないで済んだn」
「それは、」
「・・・」
「だからそれはー、・・・それだけが俺んこと好きやからやん」
「・・・・・・そう、それは、そう なんだけど・・・」
「せやったら、はなんも悪ないねん。俺んことが好きなだけやのに、なんで悪いことあんねや」
「・・・・・・」
「・・・大丈夫やから。俺も同じくらいのこと好きで、俺ん中ではいっつもが一番で、長澤さんとかと比べた事もないし比べようとも思わんし比べるまでもないねん」
「・・・・・・」
「俺は、お前のことが、好きや」
「・・・・・・う、ん」
「わかった?」
「・・・わかった・・・」
「錦戸亮は、のことが世界一好きです。ハイ言うて。錦戸亮は?」
「・・・錦戸亮は、のことが世界一好きです・・・」
「そう」
「・・・・・・うん」
「な。」
「うん」








(05/05 シリアスはやってみても結局うまくまとめられず、結果途中で逃げに入ってしまう。ということに気付いたお話でした。以上です!お待たせいたしました!わかりにくくてすみませんほんと・・・)