「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・あ。」
「・・・・・・・・・・・・え?」
「おかえり・・・・・・おかえり?いやあたしの家だけど。え、なんだ、今日うち来るなら言っといてくれればいいのに!」
「や、仕事が巻きで上がったから・・・・・・つか、え?」
「え?」



「・・・・・・誰の、子?」



「・・・・・・・・本気?」



「誰、え、なんで!?何!?なんでやお前今までどうやって隠してきてん!!」
「いやいやいやいやいやいやいや!!!!!」
「なにがいやいややねんそんな、それもう臨月の腹の大きさやんか!」
「昨日も会ったでしょ!昨日の今日でいきなり臨月を迎える人間はいない!!」
「せやから実はこう、隠しとっただけでずっと妊娠しとったって」
「バレるだろそれは!!一番あたしの体見てる亮が気付かないわけねーじゃん!!」
「・・・・・・」
「・・・・・・ハァ・・・詰め物ですよこれ、ウレタン的な素材の」
「・・・・・・なんで?」
「妊婦の役をやることになりましてね、だからこういうおっきいお腹での仕草とかに慣れなきゃいけないということで現場から借りてきたんです。簡単臨月キットを」
「・・・・え、触ってええ?」
「かたいよ?」
「・・・・・・ホンマや・・・」
「ね?」
「・・・・・・」
「亮?」



「・・・・・・パパですよー」



「うわははははは!!!何してんの亮!!!」
「や、なんか!こう、言いたくなって!!」
「ウレタンだって言ってんのに!アハハハハハ!!」
「ええやんけ予行練習みたいなもんや!!」
「呼びかけは大事だって言うしねー」
「あ、言うとくけどな、お前妊娠ほんまにしたら俺ずっとレッチリの音楽聞かせるからな胎教で」
「・・・うわー・・・それはどうなのほんとに・・・」
「え、でも妊婦の役って・・・お前今連ドラないやろ?また単発?」
「そうそう、スペシャルバージョンでね、続編みたいな感じの単発がやるんですよ」
「へぇーよかったやん。好評やったってことやんな」
「そう!ありがたい!」
「どのドラマなん?」
「・・・・・・・・・・・・・アレだ、・・・・・・・・スシ王子」
「出てへんやん」
「有閑倶楽部」
「出てへんやんって」
「・・・・・・特急田中三号・・・」
「なんでそういうどうでもええ嘘つくん?そんなに構ってほしいか」
「どうでもいいとか言うなよ!そりゃ構ってほしいけどそれはそれだ!」
「・・・・・・へぇー構ってほしいんや」
「・・・・・・いや、それはそれだよ?今は関係ないよ?」
「なんでやねん、構ったるやんけー」
「ちょっと!臨月の人間に迫るんじゃない!鬼か!!」
「ウレタンやん・・・なんでお腹守るみたいなポーズとってんねん、なりきりすぎやろ」
「母性本能ですよ・・・・・・まったくもう」
「で、なんのドラマなん?・・・まぁなんか雰囲気的に想像はつくけど、あえて聞く」
「・・・・そーりゃーねー・・・アレですね」
「共演者は?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・T.Oさんですけど」
「あー・・・O倉?」
「伏せ字にならねぇ!」
「・・・へぇーあれの続編ねぇ・・・ってことはなんや、が大倉の子供を身ごもるっつー、話なんや?」
「・・・・・・まぁそう、いう」
「へぇーそうなんや、ふーん・・・」
「・・・・・・」
「や、でももう臨月の役ってことはさ、別にベッドシーンとかはないわけやん?せやったらまだな」
「・・・・・・」
「・・・・なんで黙んの?」
「・・・・・・」
「・・・・・・・・・あんのか」
「・・・・・・・」
「あんのか!」
「・・・・・・・・・・・・・・あります」
「なんっでや!!お前臨月やろ!!あかんやん臨月にそんなんしたら!!赤ん坊びっくりや!いきなりなんか入ってきt」
「入ってきてとか言うなよ!馬鹿!!!具体的すぎんだよ!!」
「あぁ悪い悪い、つい」
「しかもさ、ベッドシーンじゃん。ただのベッドシーンじゃん。入ってきてとかそういう描写じゃないじゃん。そんな描写あったらAVじゃん。」
「ハハ、せやな」
「臨月になるのはドラマの後半なんですよ。ベッドシーンがあるのは前半。」
「・・・・・・アレか、またあのー、大倉がー、を・・・襲う、的な」
「まぁそうですね」
「・・・もー・・・お前そんな何度も襲われんなや!!」
「それは脚本のほうに言っていただけます!?あたしだって襲われたくて襲われているわけではない!!」









(05/14 大倉さんと共演パート2リクエストです!)