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「さぁMCコーナーですけども」
「今日はなんとね、スペシャルなゲストが来てくれてるんですよね?このMCコーナーに!」
「もうたぶんね、俺らの歓声とはケタ違いの歓声が聞こえてきそうやもん」
「せやなー」
「せやからちょっと紹介したくないっていう気持ちも」
「いや、しましょ!」
「そこは紹介せな!せっかく来てくれてんから!」
「そう?」
「当たり前や!」
「じゃあもう上がってきてもらっちゃいましょうか?」
「ハイ!」
「KAT-TUNの赤西仁くん!!・・・そして、」
「・・・そして?」
「同じくKAT-TUNのちゃんですどーぞーーーー!!!」
「!!!?」
「どーもー」
「こんにちはー・・・じゃなくてこんばんはか」
「こんばんはやな、この時間やったら」
「KAT-TUNの赤西仁でーす」
でーす!」
「やー、ありがとうなわざわざな!」
「いやいや!・・・俺はともかくはもう今日急に仕事の予定が空いて来れることになって」
「そうなんやってな!」
「ハイ!」
「でも嬉しいですよねー。予定空いたー言うて俺らのコンサートに駆けつけてくれてんで?」
「そうやなほんまに」
「これ急に予定空いたのが田口だったら家帰ってますよ、たぶんあいつ」
「ワハハ!そうかもしれんなぁー」
「待って亮が!亮が!」
「亮どないしたー・・・ぎゃっははははは!!お前その顔!」
「カメラちょっと寄って錦戸に寄って!」
「お前、目ぇ見開きすぎやろ!!」
「本気本気、本気のビックリや!!」
「え、だって、・・・え?」
「ヒャッハハハハハ!!」
「テンパっとんなぁー」
「え、俺聞いてへんよ?が今日来るとか、赤西が来るんは聞いとったけど」
「せやから急に予定空いてんて!」
「や、でもみんなそんな、知っとったみたいな態度やん!」
「知っとった」
「知っとったもん」
「え、俺にだけ内緒!?」
「たまたまお前がおらんときにこの話しとっただけやて。なぁ?」
「うっそや・・・絶対俺にわざわざ黙っとっただけやろ!」
「おん、せやで」
「すばるくん認めてもうた!」
「や、ちょっとドッキリしてほしかったの亮ちゃんに!」
「そうそう!」
「ドッキリしたか?」
「・・・・・・めっちゃしたわ!アホか!」
「いやーよかったですよ!」
「大成功大成功!」
「どやねん、俺らのコンサートは」
「来たの初めてやろ?」
「めっちゃくちゃかっこいいし楽しいですよ!」
「・・・でもなんかさー、」
「なんやねん」
「正直な、彼女らKAT-TUNですよ。出てきたときの歓声聞いたやろ?これがKAT-TUNやねん」
「なぁ、せやな。KAT-TUNすごいよな」
「そんなKAT-TUNにね、かっこええとか言われても・・・って感じやん」
「なんでっすか!」
「こらヨコちょ!」
「そんな卑屈になったらアカン」
「褒め言葉は素直にもらっとこうや」
「や、でも本気であたしら言ってるんですよ?ねぇ赤西」
「そうそうそう、マジで、ほんとに」
「・・・ほらもーなんか嘘くさい」
「ひっどい!」
「ほな、誰が一番かっこよかった?」
「・・・・・・え、」
「あー・・・そう繋げますか・・・・・・・・・じゃあが選びますよ!」
「えぇ!?ちょ、」
「今日今までこう、前半見てきたやろ?俺ら7人の中で、誰が一番かっこよかった?」
「・・・・・・・・」
「まぁ空気を読めばね、おのずと答えは出てきますよね」
「せやな!誰が一番かっこええかやぞ?あのー、面白さとかは置いといてええから、かっこよさだけで選ぶんやぞ?」
「かっこよさ、だけで・・・ですか・・・・・・わかりました」
「ハイ3,2,1、キュー!」
「・・・錦戸くんです!」
「おぉーーー」
「ふわーーーっはっはっは!!」
「ヨォッシ!」
「ガッツポーズが出たで亮!」
「嬉しいんやななんだかんだ言うてな」
「・・・こんな流れ作ったのに、それでも選ばれへんかった俺!」
「・・・や、だってかっこよさって言うから!かっこよさは錦戸くんでしょー・・・!?」
「言うなアホ!そういうことを!」
「まぁ当然の結果ですね」
「お前腹立つなその顔・・・」
「いやしかも、空気読めば答えは出るって言うたやん!卑屈になっとるヨコがそこにおんねやからさ、そこは選ぶやろ普通!」
「そんなぁ!」
「まぁ俺は横山くんが一番かっこいいって思ってました」
「ほーらぁー赤西はちゃんとわかっとんねんぞ!!」
「お前・・・!」
「・・・まぁある意味期待通りやけどな」
「まぁな。おいしいから大丈夫やおいしいから」
「・・・つか、そんなん言うんやったらもうお前亮のうちわ持っとけや客席で!」
「いやいやいや!ファンになれと!?」
「一枚やるから!裏にあったからさっき亮のうちわ」
「えぇー・・・」
「・・・あ、ジュニアの子がほんまに持ってきてくれたよ?」
「お前気ぃ利くなぁ」
「ありがとーなー」
「はいコレ」
「・・・え、あたしマジでこれを持ってコンサートの後半見てるんすか?」
「せやで。絶対やぞ」
「あのー、金はあとでええから」
「取るんすかお金!!」








(05/17 ギリギリの橋を渡らせる男、横山さん。びっくりしながらもちゃんと苗字呼びにシフトする男、錦戸さん。)