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(亀赤淳聖上中)
「あ、あったあった!」 「・・・・・・」 「あ、それやっぱのだった?」 「そうそう、今日これから亮に渡すから忘れないようにって思って置いといたの」 「あーそうなんだ」 「え、でも今日亮ちゃん夜まで仕事って」 「そうなんだよ、だから仕事の合間に渡すだけ。渡したらすぐバイバイするんだけどさ」 「あ、渡すために会うんだ」 「そうそう。昨日焼いたからー、今日のうちに渡したいじゃん?」 「え、手作り?」 「そう!」 「綺麗にできてんじゃん」 「あ、見た?」 「・・・・っラッピングの話ラッピングの話!」 「中身なんてねぇ!見てないよね!」 「そうそう見てないよ!」 「ふーん・・・?」 「・・・・・・・」 「・・・あぁ!そういやなんか前置いてあった海綿みたいなのってなんだったんだろうな!」 「あー・・・あれね!」 「あれもたぶん手作りだよな」 「そうだろうね、商品としては確実に成立しないからね」 「まともな商品開発部からは絶対生まれない味だった」 「見た目も見た目も」 「誰も腹下さなかったのが奇跡っていう」 「・・・・・・・・そーだね・・・」 「あんなん食わされたら錦戸くんもたまったもんじゃないけどさ、まぁ普通にうまくできたんだべ?」 「そう!成功したの今回は!」 「・・・今回は?」 「・・・・・・いやうん、成功したんだ!そう!」 「・・・・・・うん、そっか。」 「じゃああたしもう行きますね!おつかれーい!」 バタン! 「・・・・・・やー、懐かしいな海綿・・・」 「そんな前じゃないのに妙に懐かしい思いになる」 「わかるわかる」 「たぶん脳がね、消そうとしてる記憶なんだろうね」 「よし、じゃあー忘れよう!」 「そうだね、さっさと消去しよう!」 「でもさっきのクッキーは普通にうまかった」 「あ、そう」 (05/17 普通に食べてた赤西さん。) |