「そんな時期もありましたねー」
「俺たぶんあの頃お前にめっちゃ冷たかったと思うわ」
「冷たかったとは感じなかったけど、今と比較すると怖いね。口調とかが」
「あれ照れ隠しやねんて」
「今となってはわかるよそれは」
「せやろ?」
「え、ちなみに亮はさ、いつからあのー、あたしのことがこう、好きかなみたいなそういう思いがこう」
「・・・・・・あー・・・まぁ、携帯聞いた頃にはもう結構、気にはなっとった、けど」
「そうなんだ!ぜんぜん気付かなかった!」
「せやからこう、え、だって好きな子に敬語使われとんのとか寂しいやん」
「だからタメ口にあんなこだわったのね・・・」
「そうそう。そもそもお前『錦戸くん』とか呼ぶし」
「それはでも当たり前じゃん!」
「まぁなー」
「あとさー、電話のが得意とか言ってたの覚えてる?」
「あー、ぼんやり」
「言ってたんさ!だから舞台裏とかで会うときはそんなに喋らないんだって!」
「あーそおー」
「そんな初めて聞いたみたいな顔を・・・コレあなたが言ったんだけど」
「ぼんやりやもん」
「あ、そうすか・・・え、で、アレ嘘じゃん。電話とかより普通に会って話したいタイプのひとじゃん亮って」
「まぁせやな」
「じゃあなんで?」
「あー・・・あれはなー・・・普通にはずかしかったから」
「え、そうなの?」
「そ、お前と面と向かって話すのも恥ずかしいし、その姿をなんか他の奴らに見られて変な風に言われんのも恥ずかしかった」
「・・・・・あのー、」
「ん?」
「コレはあたしが言うことじゃないかもなんだけどさ」
「なんや」
「それ普通に片思い」
「・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・やんなぁ」
「やっと自覚!!!」









(05/19 出会いというかきっかけ話でしたね。リクエストありがとうございました、そしてお待たせいたしました!)