「お前テレビ見てる?」
「・・・ノックがほしいお年頃なんですけど上田サーン」
「今さー俺らの楽屋で」
「また無視だ」
「中丸とかがー、なんか完全に俺の興味がわかない番組見てんの。だからちょっとこっちのテレビ見させてよ」
「あっそ。・・・・・・いいよ。どうせ点けてなかったし」
「よかった。お邪魔ーっす」
「ハイ座布団」
「さんきゅ。・・・で、どうなの?」
「唐突。何が?」
「どうすんの、錦戸くん。終えちゃう?」
「は、いやいや、何急に。つかテレビ見てろよテレビ見にきたんでしょ?」
「や、べつにどーでもいいよテレビとか。こんな時間どうせ競馬しかやってねぇよ」
「口実ですか」
「そうですね」
「はぁ・・・・・・いや、どうするのって聞かれても。とりあえず話はしたいよね」
「でもできないんでしょ、手段が」
「だからそこはもう家にでも直接行きますよ」
「そこで、ハイ、じゃあ会えました。会えたとします。で、まぁ問い詰めるよね、なんで連絡つかないの?とか」
「そうだね」
「そこで別れ話になったとしたら、どうすんの。別れ話を、切り出されたりしたら」
「・・・・・・・・・」
「その可能性考えてなくはないでしょ?」
「・・・そりゃね。でも、うん、そこは別れるさ」
「できんの?」
「っつか、二人いてさ、片方が別れたいって言ったらもう、いくら時間おいてももう片方が嫌がってもどうにもならないじゃん。じゃあもうちょい付き合ってみる?とかいう流れになったとしても、それは我慢じゃん。我慢してまで付き合ってほしくなんてないし」
「はぁーなるほどね。じゃあ覚悟は決まってんだ」
「・・・・・・決まってるよ」
「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・嘘つき」
「・・・・・・・・」
「お前ってほんと、バカだけどさ。嘘つくのとかも超下手だよな。全部顔見てバレてんの」
「・・・・・・っうるせえよ・・・」
「今回はなんか知らないけど溜め込んでさ、平気とかなんとか言ってそうやって振る舞ってさ」
「・・・・・」
「似合わねぇんだよ。何大人の女ぶろうとしてんの、ガキのくせに」
「・・・・・ガキじゃないし」
「ガーキ」
「・・・・・・うるさ・・・もうやだ上田嫌い・・・!」
「ほらもうそうやって泣きながらそういう負け惜しみみたいなん言うとことかね、ほんとガキ」
「・・・・・・・・・もういい、どうせガキだよ!」
「そうそう。ま、そんな感じでね」
「・・・・・・」
「認めたほうがラクだから。無理してんじゃねぇよほんっとにさ」
「・・・・・・」
「・・・で、お前のためにわざわざ楽屋までたずねてきてやった上田くんに、感謝の言葉はないんですか?」
「・・・・・・・・・・・・」
「んー?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・マジおせっかい・・・・・」
「どういたしまして」









(05/20 コレがわたしの理想の上田さんです。超かっこいい・・・!)