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「・・・・・・あと何をしたらいいんだろう、と」
「あぁ、万策尽きた?」
「そんな悪い言い方へ持ってかないでください不治の病みたいじゃないですか。・・・でも風邪のシチュエーションでしてあげられることはひと通りやったって感じなんすよねー・・・」
「まぁせやなー冷えピタ貼って熱測ってしたもんな」
「そう。亮も今軽く寝てるし・・・あと普通何するんだろう彼女って・・・」
「家やったらな、まだお粥でも作っt・・・・・・作ったらアカンもんなぁ・・・」
「せやな、それこそ亮の命に関わるかもしれんから」
「・・・・・・・・・・・」
「え?なんで?」
「え、知らんの自分ら」
「何がすか?え、何が?」
ちゃん、正直料理下手やん」
「・・・・・・・・・そなの?」
「そうなの?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・まぁねー・・・・・・・・・」
「え、でも最近なんか作ったクッキーはうまかったじゃん、亮ちゃんにあげたやつ」
「あれは初成功のやつで、・・・・・・・・え?」
「え」
「え、なんで知ってんのあんたクッキーの味とか」
「あぁあ!」
「・・・・・・・・バカだ・・・」
「食った!?あんたら食ったのアレ!!!」
「赤西だけ赤西だけ!!」
「いや俺も一枚一枚一枚一枚!一枚だけな!?」
「一枚でもだ!食ったの!?あれ亮食べてないのに!」
「・・・は、なんで?」
「・・・・なんでも他の方々がお召し上がりになったそうで?」
「ギクッ」
「そういうわざとらしい効果音はいらないです」
「・・・・あれはなーごめんやなほんまに・・・」
「まぁいいんですけどね!」
「うまいから逆にな、まさかちゃんの手作りちゃうやろっていう考えで」
「そんなに下手なんすかコイツの料理!?」
「ひどいのは、ひどいで」
「へぇー・・・」
「俺ら食ったこと、ねぇよな?」
「ないない」
「そ、それより!病人に何をしてあげるかって話だったんだけど!」
「・・・?」
「せやったな。んーでも、実際特にないで、たぶん」
「とりあえず今ずっと手ぇ握ってんだけど」
「あぁええんちゃう?それで」
「十分じゃねーの?人の手ってマジでなんか科学的にも結構すごいらしいから」
「そうなの?」
「そう。指絡めて握るだけで、疲れが取れるだか落ち着くだかって聞いたことある」
「へぇー」
「・・・じゃあとりあえず今は、これをキープで」








(05/24 いない人々はご飯食べに行ってるみたいですよ。)