「・・・土下座でもってお詫び申し上げます・・・」
「・・・・・・・」
「・・・・・・・」
「・・・いや、土下座はやめようや」
「あ、・・・ありがとう止めてくれて・・・」
「失くした、か・・・・・・」
「う、ん・・・ものすっごい探したんだけど、どうしても見つからなくて、ですね・・・・・・ごめんなさい。本当に!ごめんなさい・・・!!!」
「うん、ええよ」
「・・・・・・早くないですか回答・・・それはそれで・・・・・・」
「いや、全然・・・うん、全然平気やもん。指輪、失くしたんやろ?わざと外したとかちゃうんやろ?」
「それはもちろんです!!!」
「それやったらもう、問題、ない!」
「ないの!?問題はあるよたぶん!いや失くしたあたしが言うのもおかしな話だけど!!」
「ちゃうねん、俺はー、・・・指輪とかもう置いといて、・・・お前の気持ちがどっか、・・・どっか行ってもうたんちゃうかって、それだけが心配で、」
「・・・・そんなの・・・・・・・どこへも行きませんよ・・・」
「・・・・・・うん。せやから・・・よかったなって、思ってんで」
「・・・だけど、指輪を失くしたのは、本当にごめんなさい。しかも黙ってたし。ごめんなさい。」
「・・・ハイ。わかりました。ええよ」
「・・・・・・いいの?」
「ええよ。また買いにいこ。・・・あ、今度はお揃いで俺の分も買おうや」
「・・・ペアリングだ!」
「せや、ペアリング」
「わ、すご、うれしい!すごいすごい!!」
「・・・そんなに嬉しいん?」
「超うれしい!!そういうの初めてだもん!やった!亮だいすき!!」
「・・・・・・・フハ!」
「なんで笑う!!」
「や、なんでも・・・なんでもないわ」
「ねーいつ行こうどこ行こう!どんなんがいいかなぁ!亮もするんだからー、けっこうシンプルめのヤツとかーそれかゴツイ系かな!ねぇ亮はどんなn・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・亮・・・?・・・ぎゅーはうれしいけど、ちょい苦しいよ」
「・・・・・・もっかい言うて?」
「・・・どれを?」
「どこへも行かんって、もっかい」
「・・・・・・・・どこへも、行かないよ。ずっと亮と一緒がいい」
「・・・・・・・・・・俺も。」









(06/04 浮気疑惑はもう忘却の彼方です。)