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「なんかさー」
「んー」
「俺らさー」
「んー」
「映画館来ると必ずこの並びで座んのはなんで?」
「まだこのメンツで映画とか3回目くらいちゃう?必ずって言うほどでもなくやろ」
「や、でも3分の3て結構十分だろ」
「つか前もこうやったっけ?」
「そう、赤西ーー俺ー亮ちゃんっていう並び」
「・・・・・・あぁそういや前来たときあたし飲み物赤西にほとんど飲まれたな・・・」
「うん、俺も亮ちゃんとなんかポップコーンかなんかを半分こした記憶があんのね」
「言われてみたらそやね、前もこうやったわ」
「なんでだろね。ガード?」
「そうなんちゃう?端っこ二人は話しかけんなオーラ出すんがうまいから」
「んーなもん出してねぇよ」
「あれ聞いとった?」
「聞こえるわんなもん、この至近距離で」
「つか亮ちゃんいつサングラス外すの?もうよくね?室内なんだし」
「あ、忘れとった」
「忘れとったんかい」
「お前の視界は普段からそんなに暗いのか」
「気づけよ」
「ええやんけ慣れとっただけや。外す外す。・・・つか赤西ももう帽子とれよそんなん言うなら」
「これはファッションです。」
「後ろのひと見にくいんちゃうかお前の帽子のせいで」
「そんなコック帽みたいなのかぶってねぇよ!ただのハットだハット」
「しー」
「バレるよ」
「バレとるわもう」
「気にしたら負けじゃね、どーせいつもこうだし」
「まぁねー」
「・・・あ、始まる」
「この暗くなる瞬間てええよなー」
「あーなんかわかるかも」
「っしゃ。もう話しかけんなよ」
「あんたこそ」








(06/05 映画館なので静かめに喋っているだけで嫌味を言い合ってるわけではありませんよ。)