「あ、・・・・・・ヤス?」
「・・・ほぁ?あぁちゃんやん!何しとんのこんなとこで!」
「しーっ!」
「おっと」
「ひーさーしーぶーりー元気ちゃん?」
「元気ちゃーん。ちゃんも元気そうやん!今日休みなん?」
「休み休み!ヤスも?」
「休みやねん。だからブラブラっと」
「へぇー!ところでさ、」
「ん?」
「駅はどっちかな?」
「・・・・・・は?」
「駅は、どっちかな?」
「・・・ちゃん、迷子なん?」
「ちがうよ?」
「迷子ちゃうの?」
「ただ駅の場所を知りたいの」
「え、でも駅から来たんちゃうの?」
「そう駅から来たの」
「で、戻りたいの?」
「そう、駅に戻りたいの」
「じゃあ来た道戻ったらええんちゃうん?」
「それがわかんないの」
「それ迷子やん」
「うるせーよ」
「えっ・・・」
「うん、だからとりあえず駅までの道教えて!こっち?それともこっち?」
「どっちでもないで。こう行ってこう」
「うん?」
「こう行ってー、こう」
「・・・・・・ふーん」
「ふーんて・・・わかった?」
「わかったんじゃないかなーって思う」
「わかってんのかなこれは・・・え、ちゃんて方向音痴?」
「すっごいよあたし!京都で3時間迷ったことがある!」
「3時間!?」
「京都は碁盤の目ってゆーからねー」
「それにしても迷いすぎちゃうん?3時間て」
「歩いててー曲がってちょっと行って曲がってちょっと行って曲がってちょっと行って曲がると、元の場所に戻ってたりするんだよ」
「・・・曲がって・・・・・・」
「そう、とりあえず全部右に曲がったの」
「・・・・・・え、だってそれ、戻るやん」
「え、それってそんな当たり前みたいに言うこと!?わかんなくない?戻るまで!」
「・・・・・・(この子ひょっとしてアホ?)・・・・・ほんまに行ける?一緒行こか駅まで」
「・・・・・・いいの?」
「ええよ別にフラフラしとるだけやし」
「わーい!」
「ほっといたらまた迷いそうやし」
「あーよくわかったねー!うん、たぶんね」
「(アホなんやなー・・・)」








(04/25 リクエスト安田さん話です!)