『もしもし?』
「安田?」
『あれ亮?どしt』
「ヤスさぁ、」
『え?』
「こないだんこと案内したったんやって?」
『あ、そうそう!ちゃんってえっらい方向音痴なんやね。びっくりしたわー』
「せやねん、しかももーすぐにどっかウロチョロするやろ」
『しとったねぇー!』
「せやから俺いっつもどうしとると思う?」
『え、手ぇ繋いどるんちゃうん?』
「うん、それがな、繋いだことないねん」
『・・・・・・・・・・・・・・・え?』
「俺な、と手ぇ繋いだことないねん」
『・・・うっそ』
「でもお前繋いだんやってな?」
『・・・・・うっわ、うわうわうわうわゴメン!ごめんホンマごめん!!』
「マスコミとか危ないからなーって考えててんこれでも俺はな?」
『言われてみたらそうやな・・・うわーほんまに、・・・うわー・・・』
「せやから俺いっつもさ、の半歩後ろ歩いとんねん。そしたらあいつがふらーっとどっか行こうとしても見失わんから」
『・・・はぁー・・・なるほど・・・』
「っつーわけで」
『ハイ』
「お前明日までに人生楽しんどけ」
『・・・え、』








ブツッ・・・ツー、ツー、ツー・・・








(え、明日何が起こるん俺に!!!!)











(04/25 この電話の錦戸さんは妙に明るい声です 。それが怖い。)