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「え、マジで尾行しなくてよかったの?」
「え、本気?」
「行きたかったの?したかったの尾行を?」
「心配じゃんね。ねぇ?」
「別に」
「別に」
「絶対大丈夫じゃんだって。仕掛けなんでしょ?いわばドッキリなんでしょ?」
「そうそう。間違いは起きないって」
「じゃーもし大倉がマジになったらどうすんのー」
「ねぇーーーーだろ」
「ないないない」
「それよりがマジになったらの心配は?」
「それも考えにくいって」
「でもって大倉のファンだよ?」
「ファン・・・ファンってそういうもの?ファンってことはさー、見てるだけでいいっていうか観賞用としてのアレじゃないの?だからライブでキャーってなるんじゃないの?」
「いやあの子もお年頃じゃん」
「関係なくね?年齢関係なくね?」
「いやーでも錦戸くんのこと引きずってんのにそんなさぁ、コロっと・・・ねぇ?いかなくない?」
「違うじゃんだから弱ってるところにー・・・スルっと」
「入り込んじゃう系ね」
「そーーーれは卑怯じゃん。その手段は古典的に卑怯じゃん」
「でも失恋直後の女の子ってほんと、アレだよね」
「どれ?」
「あのー・・・あんま言いたくない単語だけど」
「何よ」
「・・・落としやすいよね、って」
「ハイ最低ーーー」
「もうね、こいつはアレですよ。卑怯者だ」
「藤木くんだ藤木くん」
「やたら心配してんのもさ、いつも自分がそういうことしてるからなんだよ」
「なぁんで!!みんなやったことあるでしょ!?つかなんか弱ってる感じでさ、グッとくるっつかさ」
「あーかわいく見える?その女の子が?」
「それはねー、わかるんだよねコレが」
「いや俺には普通に可哀想にしか見えないけど」
「俺もだね。可愛くとかじゃなくって普通に心配」
「・・・あれ?」
「何?」
「・・・俺ら何の話してたんだっけ」
「・・・・・・・・さぁ。」










(09/18 冗談です。)