「・・・ほんまに、もう大丈夫なん?」
「ほんとに大丈夫だよ。ありがとね」
「そっか」
「うん」
「・・・じゃあ亮ちゃんの話、しよか」
「え?」
「ほんま二人ってずーっと一緒おったよな」
「・・・そうだねー・・・」
「なんかお互いしか見えてないみたいな、アレほんまにお互いしか見えてなかったん?周囲の人間とか全然気にならんかった?」
「・・・えーっと・・・よく思い出せないけど、たぶんそうだったんじゃない、かな?」
「思い出されへんねや。へえー、意外とさっぱりしてんねやな」
「・・・・・・」
「お互いの家とかにもしょっちゅう泊まったりしとったよな」
「・・・うん、ね。ほんとしょっちゅうだったな」
「合鍵持っとったんやろ?アレどうしたん?」
「あ、まだ、」
「返してないんや」
「うん、なんかタイミングがね」
「・・・俺返しといたるよ」
「・・・え」
「気まずいやろ?亮ちゃんと会うのとか、まだ」
「いや、でも」
「無理せんでええと思うで。俺が代わりにちゃんと返しとくからさ、」
「・・・・・・」
「カギ、ちょうだい?」
「・・・・・・うん・・・」
「ハイ、お預かりしましたっと。・・・これでもう亮ちゃん家行くこと2度とないな」
「・・・そうだね」
「あ、ちゃんとちゃん家のカギも亮ちゃんから預かって、俺から返すから」
「・・・・・・」
「・・・・・・ちゃん?どうかした?」
「・・・なん、でもない・・・」
「・・・泣いとんの?」
「ちが、ごめん、ほんとなんでもないから」
「ごめん、ちょっと急ぎすぎとったよな。あ、もしカギまだ持っときたいなら」
「いい!いらない!」
「・・・・・・」
「・・・ごめん・・・、でもほんともういい。返してくれていい。ごめんね」
「・・・・・・なぁちゃん・・・好きな人、おる?」
「・・・・・・」
「亮ちゃんのこと、まだ好き?」
「・・・・・・そんなこと、」
「ない?ほんまに?」
「ほんとだよ。ない、絶対」
「じゃあ今好きな人おらんよな?」
「・・・そう、うん、いない」
「・・・そこにさ、『大倉忠義』って名前、書き込んでおけない?」
「・・・・・・え?」


「・・・ちゃんがさ、俺のこと好きになったらええのになって、思って」


「・・・・・・いや、えっと・・・好きだよ、あたし大倉くんのこと好き」
「それやないよ」
「・・・・・・」
「・・・ま、ええか!ごめんなびっくりさせて。気にせんでええよ」
「いや、」
「そろそろ出よか。明日何時?」
「え、えーと、10時」
「あ、一緒や」
「・・・・・」
「あーーーサボりたいなぁー」
「・・・ダメだよ?」
「ふふ、はぁーーーい」










(09/19 大倉さん・・・やーなーやーつー・・・)