「・・・・・・鍵、さぁ」
「うん」
「あのー、俺の持ってる、お前の鍵の方」
「あぁ、・・・ハイ」
「返すけど、あのー・・・今持ってないねやんか、鍵を」
「あ、そかそか・・・うん、いいですいつでも」
「そう、せやからあのー、今度」
「・・・うん、今度」
「・・・・・・・返す、から」



「返すん?」



「・・・・・・」
「・・・・・・大倉」
「返すんなら、さっさと返したったらええやん」
「・・・大倉くん、錦戸くん今鍵持ってないんだって。だから今度ねって、」
「嘘やもんそれ」
「え?」
「は?」
「亮ちゃんキーケースいっつも持ち歩いとるやん、ちゃんちの鍵つけっぱなしでさ。今だってケツポケットに入っとるし」
「・・・そう、なの?」
「・・・お前余計なこと言うな」
「まぁ余計なことかもしれへんけどね・・・実際返したくないだけやもんな亮ちゃん」
「お前に関係ないやろ」
「関係ないんはどっちやねん。もう別れたのに」
「・・・・・・」
「完全に別れたって言うたやんか」
「・・・・・・・あぁ、言うた」
「それならもう関係ないやん」
「・・・関係、ある」
「ないやん」
「あんねん!・・・・・・俺は、」








(09/24 こんなところで切る。)