「・・・・・・・・・え?」
「なんでやの?」
「え、ごめん錦戸くん俺質問の意味がわかんないんだけど・・・」
「昨日」
「きの、・・・・・・うーわ・・・見たの?聞いたの?」
「見た」
「見たんだ・・・いたんだあのへんに」
「結構前に歩み寄ろうみたいな話したけどな、もう、アレやん、事情が事情やからな。無理やん」
「あっさり諦めるよね・・・いや、こっちにもこっちの事情があるんですよねこれが」
「デートの理由が?」
「デートじゃーない。デートなんかではほんとにない」
「史上最悪のデート」
「懐かしいよ」
「懐かしいな」
「じゃなくてー、こっちの事情を聞く気になってくれるとありがたいんだけど」
「納得できる?それ、俺が聞いて」
「・・・たぶんね」
「そんなん嫌や」
「聞いてから判断したらいいじゃん!!」
「だってこれで納得できひん内容の事情やったら俺が傷つくやろ!」
「聞かなくても傷つくでしょ!?」
「もう傷ついとるわ俺は!」
「こっちも傷ついてはいないけど結っっっ構疲れてるんですよね今メンタルが!」
「そんーなに聞いてほしいん?」
「聞きたいでしょそこは普通錦戸くん側が聞きたがるところでしょ!」
「勿体つけんでええから、ハイハイじゃあもう言うて」
「何その態度。なんなの聞きたいの聞きたくないの」
「言わせたる」
「じゃあ言わないでいいです」
「なんでやねん!言えや!」
「いやもう、俺はちゃんと納得してる事情だしね。俺は言わなくたって別に困りゃしないしね。俺はもう、いいや。大丈夫」
「いややめろよそういうのお前、性格悪いな」
「よく言われる」
「そうやろな」
「まぁまぁ、事情なんて錦戸くんが聞きたいなら言ってあげてもいいですけど」
「・・・・・・お前ほんっまに性格」
「悪いよ」
「・・・・・・・」
「聞きたいですか聞きたくないですかどっち」
「・・・・・・、聞いとくわ・・・」
「・・・むしろ可愛いよそこまでだと」










(10/05 一方的に怒るのもよかったけどそれだとマンネリなのでちょっとSっけを出させました。)