「どうなん?」
「何が?」
「ドラム」
「・・・あー、うん楽しいよ!」
「どんくらい叩けるようになったん?」
「まだ全然だよーこないだ始めたばっかじゃん」
「まだ叩いてない?」
「ううん、スティックの握り方から始まって軽く叩いてみた!」
「おーよかったやん。どうやった?」
「一回ね、大・・・えーと先生がね、タカタカタカタカーっつって超早く叩くやつを体感させてくれてね、それにすごい感動した!練習したらこんなんできるようになるんだなーって!」
「・・・体感?どうやんの体感って」
「だからね、こうやって後ろ座って、後ろからこうやって手ぇ持ってキュって一緒にスティック握って、タカタカタカタカーって!」
「・・・いやおかしいやろその教え方!セクハラやん!!」
「えっ?」
「あかんそんなもん!ほんま教室変えようや!つか俺が電話したる、どこの教室や!ヤマハかカワイか個人か!!」
「ちが、えーっと、あれだ、・・・そうアレだよ!」
「なんや!」
「・・・っ女の先生なんだあたしが教わってんの!!!」
「・・・・・・」
「・・・・・・そのー・・・亮が心配すると、思ってね・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・なんや、よかったぁ・・・」
「う、うん・・・」
「さすがやん、もう俺のことほんまよぉわかっとるな。わざわざ女の先生んとこ探してそこ通うようにしてくれたんや」
「う、ん・・・」
「それやったら俺もやっとしっかり応援できるやんか、のドラム。もー今まで心配で心配でしゃーなかってんで?」
「・・・・・・うん、えーっと、ごめんね・・・」
「謝らんでええねん!あー俺今めっちゃ嬉しい!もうほんま、愛してんで!」
「・・・し、知ってるよ?うん、もちろんあたしも愛してます・・・・・・けど・・・」










(11/13 ちょっとかわいそう。)