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「最近どうなんですか赤西は」
「は、何が」
「じゃあ恋愛事情」
「は?じゃあってなんだ」
「暇なんだもん」
「あーいいね!その話題いいね乗った!」
「そうですよねーなんか話題にしていいものかどうか悩むところだったんだけど」
「暇だからっていうきっかけはいいね。そう一番いいと思うそういう話題には」
「何気ないね、こういう瞬間にこそね」
「いやいやいや」
「どうなの、茉希ちゃんとは」
「いったね。核心いったねお前」
「もういいっしょーここでイニシャルトークしてどうすんのって話じゃんだって」
「じゃあ茉希ちゃんで」
「いや、あのースイマセン俺ほんとに」
「や、でもさぁ好きそうな顔立ちしてるよ実際赤西のさー」
「してるね。それも思う。お前ほんと好みわかりやすいわ」
「あれでしょ、前ゲストで来たときから狙ってたんでしょ?」
「いやいやいやいや・・・・」
「それとも狙われてたの?」
「じゃああれ、連絡先聞いたのどっちかーらだっ」
「・・・・・・・・・・」
「てめぇじゃねぇかよ」
「や、べつに、でもね?そんないきなりすっげぇ勢いでいったわけじゃなくってーたまたま何度かこう、クラブとかで会ったり、偶然ね?してー、若干喋りーのー、若干仲良くもなりーのー、」
「嫁ぎーの?」
「そういうあのー地味にコアで地味にぎりぎりなネタやんのやめてくれる?」
「まだ嫁ぎーのしてないから」
「でもまだってことはあれじゃないの、視野には入ってるんじゃないの?」
「あ、そうだよ赤西さぁ、よく雑誌のインタビューで『付き合うときは絶対結婚のことも考える』的なこと言うもんね!」
「・・・え、これなんて答えたらいいのなんて答えたら正解になんの」
「でも実際さぁ、赤西なんてこれまで何回週刊誌載ってるかって話じゃん」
「お前が言うな」
「結婚のこと考えときながらそんなコロコロ相手変えんなよ」
「ごもっともだな」
「や、ちげーじゃんほとんどがでっちあげじゃん。女友達とメシ行ったら熱愛報道じゃんすぐに」
「それはだってお前のイメージがー、そういう、それなわけじゃん」
「いやいやでもー、赤西実際モテんだもん!その点ではしょーがないと思う!」
「べっつにそんな」
「お前めぐってさー、お前の周辺の女たちほとんどトーナメント戦繰り広げてんだぞ?」
「こわ!!」
「トーナメントって。蹴落とし蹴落とし生きてるわけ彼女たちは」
「そうだよ。赤西仁の彼女カップが」
「ワールドカップみたいに言うな」
「優勝者にはトロフィーと、副賞として赤西仁が贈られます」
「副賞って」
「いやいやいやいやいや、お前ら。おーまーえーら。なんなのマジで、俺を人間不信にしたいわけ」
「いやそりゃみんながみんなそういう下心持ってるわけじゃないだろうけどさ」
「ただの女友達だっているだろ普通さぁ」
「でもそうじゃないのもいるだろ普通に」
「あのな、身近にいるけど一番お前に関心のない女っていうサンプルがー、こいつだ」
「そうだあたしだ!」
「お前はそうだな」
「こいつみたいな女いる?身近に」
「・・・いやこいつは特殊だろ」
「こいつが特殊に見えるってことはー、いないってことだろ周りにこういう変な女は」
「そこに『変な』っていう枕詞は要らない」
「枕詞じゃないから」
「覚えたての言葉をやたらに使いたがるんじゃない。恥かくぞ」
「じゃなくってー・・・だってさ、でもマジでこいつは特殊だと思うわけ。もう家族寄りじゃんこんなのさぁ」
「つまり赤西にとってもは女じゃないわけだ」
「女子ですらない」
「それわかる」
「わかんだ」
「だからこいつを基準にして俺の周りの女友達を測ることはー、できない」
「・・・っつーかさぁ、いいよ女友達はじゃあ普通の女友達としているんでしょ何人か。西山さんはそれなのそうじゃないの?」
「あ、そうだ」
「そこだ大事なのは」
「・・・・・・や、まだー、ね」
「まだ?」
「まだって何よまだって」
「いずれはそうなるってことですか?近いうちに?」
「だぁらそれもまだわかんねーの」
「好き?」
「はぁ?」
「はぁじゃねぇよ好きなのかって」
「そりゃ一緒にメシ行くくらいだから嫌いじゃ無理でしょ」
「どうすんのどうしたいの彼女を」
「だ、だからそれは様子見つつさぁ!あんま焦らせないでよ俺を」
「じゃあお前これからなんか動向あったら俺らに逐一報告な?」
「はぁぁ?なんでそんなことしなきゃなんねーの」
「チームメイトだからですよ」
「そうそう、メンバーっていうのはそういうもの」
「でもお前ら俺になんかそういうの報告したことあるか?」
「あるよ?」
「そうだよこいつ完璧な報告じゃん!」
「ってか聞いたことにはすべて素直に答えるよねはね」
「だから赤西も言ってよって」
「だからお前は例外なんだよバカって。とにかく俺は報告とかしねーからそっとしといてくんないかなマジで」
「じゃあ俺らの暇つぶしはどうしてくれるわけ?」
「なんでそこ俺が面倒見なきゃいけないわけ?」











(02/11 結局どうなの。以上です。リクエストありがとうございました。)