「未成年の喫煙は法律で禁止されていまーす」
「・・・成人してますけど」
「あ、そうなの?中学生に見えたわ」
「うっせーよ」
「・・・・・・わざわざ買ったの煙草」
「だってもう持ってないもん」
「ふーん。せっかく一年禁煙してたのにねー」
「だから言ったじゃん、もう・・・意味ないって」
「まだわかんねーよ」
「だってあたしだけ着信拒否だよ?もうなんつーか、露骨に終わってんじゃん」
「なんか理由があるかもーとか思わねぇの?」
「どんな」
「そんなん俺に聞くなよ。亮ちゃんに聞けよ」
「・・・どうせあたしが電話しても繋がんないもん」
「・・・・・・まぁー、ね・・・」
「・・・泣きてー・・・」
「泣くなよ、メイク落ちっから」
「わかってるよ」
「アイドルもツライでちゅねー」
「赤西きもい」
うるさい」
「・・・はーぁ・・・」
「・・・うまいわけ?久しぶりの煙草は」
「・・・・・・別に、普通。久しぶりすぎてちょっとめまいする」
「ふーん。・・・ま、こんな煙で埋められる程度の存在なら、これで終わるっしょ」
「・・・亮のこと?」
「そ。だって、亮ちゃんの代わりに煙草に頼ってんでしょ?今は」
「・・・・・・」
「亮ちゃんの抜けた穴を、こんな煙草とかで埋めてるわけじゃん」
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・埋まんないよ・・・」
「・・・・・・あっそ」
「・・・・・・」
「泣くなって」
「泣いてねーし」
「もっかい電話してみたらいーじゃん、仕事のあと」
「・・・出なかったら?」
「そしたら俺の携帯貸してやっから」
「・・・」
「とりあえず、話せ」
「・・・・・・うん」








(04/28 こんな赤西さん惚れる。ヒロインは煙草をやめたのは錦戸さんに言われたわけではなく自発的にです。)