「何これ」
「あ、それダメ!」
「・・・・・・」
「だーめだって言ったのにー・・・マズイでしょ?早くペッして!」
「・・・・・・えー・・・これはビスケット、なんかな?」
「飲みこまないほうがいいって!」
「や、でも・・・そんなマズないよ」
「嘘だ絶対!分量を大幅にミスした!」
「ほんまやて」
「ばっさばさしてるでしょ?」
「砂糖が控えめやねんな、ちょうどええよ」
「それは砂糖とベーキングパウダーの分量を逆にしてしまったからで」
「俺向けや俺向け」
「そういう気の使い方はよくないって!あたしも食べたよ?犬向けクッキーの味がした!」
「お前犬用のクッキー食ったことあんの!?」
「まぁ幼い過ちですよねー」
「どういういきさつやねん」
「高校んときにー、なんかで負けたバツゲーム」
「高校!?高校は幼い頃とはちゃうぞ!」
「ドンマイドンマイ」
「・・・いや気ぃとか使ってへんよ。なんやお前、料理苦手とかいっつも言うけどそんな悪ないやん。・・・あ、そやもっかい作ってやビスケット。今度は俺も一緒に作るから」
「いやいやいや絶対亮が一人で作ったほうがおいしいって・・・」
「そらそーやけど、まぁ当たり前やん」
「それはそれでどうなんだ・・・」
「でも練習するんやろ?こないだ言うとったやん雑誌のインタビューで」
「何ひっそり読んでんの!?」
「そら読むよ!・・・ほら作ろ。小麦粉とー砂糖とー卵?」
「・・・・・・一緒なら失敗しない、かな」
「せぇへんて。なんか間違えそうになったら俺が注意したるし」
「そうだよね!うん!」









(04/29 料理下手のヒロインと頑張る錦戸さんリクエストです!)