「もしもしー」
『あ、?』
「あ、手越くんですか?どこいますか今」
『後ろ見て後ろ』
「うしろ?・・・・・・おあ、いたー・・・」
「ごめんね待たせちゃって」
「いえいえそんな」
「じゃあ行こっか」
「どこ行くんですか?」
「こっからすぐんとこにある、面白いレストラン」
「面白い?おいしいじゃなくて?」
「おいしいよ?おいしいんだけど、内装とか店員さんとかが面白いんだ」
「どこ料理?」
「多国籍!バングラデシュ料理もあるしブラジル料理もあるしイタリアンもあるしロシア料理もあるし、だからインテリアとかごっちゃごちゃなの」
「んでそれもまた面白いんだね」
「そう!フットサル仲間と来たことあるんだけどさ、慶ちゃんにもシゲにも教えたことないから。女の子とあの店行くの初めてだし」
「え、いいのそれがあたしとで」
「あは!なんで?いいに決まってんじゃん、ダメなら誘わないし」
「・・・それもそうかぁ」
食べるの好きだからさ、いろんな種類の料理食べられたら喜ぶかなって思って」
「あ、確かに嬉しいかも」
「デザートも結構種類あったんだよなたしか。甘いのも好きでしょ?」
「だいすきー」
「たぶん満足してくれると思うんだー・・・あ、こちらになります!」
「え、もう着いたんだ!」
「ここの地下ね」
「わー楽しみー」