「慶兄ちゃーん、手越くんのアドレス教えてー」
「・・・やだ」
「やだじゃないよ。手越くんが『慶ちゃんにアドレス聞いてメールしてね』って言ってたんだから」
「・・・え、ねぇちょっとさぁ、マジで?マジで手越とメシ行くの?」
「や、だってまだわかんないじゃん、手越くんなんだかんだで忙しいだろうから、実際実現しないかもわかんないよ?こう、挨拶代わりみたいな」
「あいつそんな挨拶しねぇよ・・・」
「なんでそんな落ちるかなー・・・大丈夫だと思うよ?もし一緒に出かけてもさ、兄貴知ってるって子にそうそう手なんて出さないだろうし」
「ってかはさぁ、手越どうなの?」
「どう、・・・えー、かっこいいなって」
「・・・あー、まぁねまぁねまぁねまぁね、あいつ顔キレイだよね」
「シュークリームおいしかったし」
「それは別に手越が作ったわけじゃないから手越のポイントにしなくていいんだよ」
「でもチョイスしたの手越くんでしょ?」
「・・・・・・え、え、え、あれ?ちょっと待ってね俺の勘違いかもわかんないんだけどさぁ、、手越に対して好意的?」
「・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・」
「えぇ、まぁ」
「だぁーーーーっ!!マージで!?あーもーやだよ俺、えー・・・えええー・・・?」
「DVDで見たら甘えっ子なんだなって思ってたけど」
「あれ見てたの?DVDちゃんと」
「そりゃ見てるよ、せっかく兄ちゃん頑張ってんだから。自慢の兄です。」
「・・・あざーす」
「で、手越くんなんだけど」
「おっとっとー・・・」
「実際話してみたら兄ちゃんより男らしいとこあったし」
「押しが強いだけだよあいつは」
「押しに弱いんだよあたしは」
「・・・え、そうなの?」
「受動的なの」
「そうなの!?」
「兄ちゃんのくせにそんなことも知らないんだー」
「え、だって、え?ちょ、」
「まぁいいや。兄ちゃんの携帯から手越くんのアドレス盗みまーす」
「おいちょっと待てって!!わかった教えるから勝手に携帯触んな!!」