「おわーびっくりしたー何してんの信五、こんなとこで」
「・・・何してんのって、尋ねてきたんやろが」
「あたし?」
「そう、他に誰がおんねん」
「いやみんないるし」
「お前に用あって来たの」
「そっかそっか、ちょっと待ってね。・・・ハイ3人出てけー」
「えー」
「えー」
「えー」
「えーじゃないよ気ぃ遣ってよ」
「見てたいです」
「ダメです」
「ヒナがこれから何を渡・・・何をどうするのか、見たいです」
「今なんか言いかけた?」
「なんでもないです見てたいだけなんです」
「そんなニヤニヤした連中にいてほしくないんですけど」
「え、ってムード重視派?」
「意外とオトメティカル?」
「オトメティカル・・・?」
「乙女チックみたいなもん」
「作んないの言葉を。いやムード重視派じゃなくても気にはなるでしょ外野がいたら」
「野球で外野気にしてたら何もできないよ」
「野球じゃないからいいんだよ。ほらさっさと出てく出てくー」
「ちぇっ」
「チェっ」
「ちぇー」
「チェホンマンの話なら廊下でできるねーはいバイバイねー」
「ちげぇし!チェホンマンの話じゃねぇよ!」
「あーもーわかりましたよ出てくよー」
「風邪引いたらとヒナのせいだわマジ」
「廊下にも空調聞いてるから大丈夫だから」



バタン。



「・・・・・・・・・あいつらにはああ対処したらええんや」
「いちいちちゃんと答えてたら流されるからね、その前にこっちが流せばいいんだよ」
「はぁー・・・」
「それで?」
「え」
「用、件。」
「あー・・・あぁ、用件な!」
「うんうん」
「あのーーー、・・・・・・あ」
「え?」
「・・・・忘れてきた・・・」



「そーれねぇわ!!それは!ねぇわ!!」
「お前マジ何しにここ来たわけ!?」
「信じらんない!信じらんないマジ!!なんでそういうことができるわけ!?」



「やかましいわい!!!!」
「何聞いてんだあんたら!!!!いやわかってたけどなんとなく立ち聞きされてることくらい!」
「だってだってだってさぁ!!興味がわくわけよ俺たちだって!!!」
「っつかそのヒナのうっかりミスに猛烈に愕然!!」
「ひーどい!ひどいわマジ!」
「・・・そんなもんお前らがせかすからやんけ!!お前らが急がなバラすとか言うからやんけ!!!」
「バラすって何を?」
「・・・・・・・」
「隠し事?」
「・・・ち、がう。」
「違うよ、うん違うんだマジ、あのーーーバラすはバラすでもあのほら、バラバラに解体するみたいな意味合いのバラすの方で」
「より残酷じゃん」
「そう、そうあのーーー残酷なんだ、そう俺ら残酷なんだよ。ね。」
「はぁーーーあ・・・」
「何、何これあたしそれで納得したほうがいいわけ?空気読んだらそっちのがいいわけ?」
「・・・まぁ、うん」
「・・・じゃあいいっすよ・・・納得するからそれで・・・」
「だってさヒナ、よかったな。」
「よかないやろ・・・!」
「なんでぇーそもそもお前が忘れてくんのがいけないんだよ!?」
「せやからそれはお前らがせかすからやろって!ああやってせかされたらあんな小さいもん忘れてきてまうわ!!」
「ずっと持ってろよそういうのは!!あんくらいのサイズならできんだろ!?」



「・・・なんとなくわかっちゃったんだけどモノが・・・」
「・・・黙っててあげて?」
「・・・・・・うん。」










(10/11 村上さんを適度にずっこけさせたくなったのでこんなオチになりました。以上です!リクエストありがとうございました!!)