in 何年たっても





「うっわーお菓子いっぱいもらってきたねぇ」
「現場にやたらあったから土産に持ってきた。好きなん持ってってええから」
「ハロウィンだからね。たぶんよっぽど現場にイタズラされたくなかったんだ」
「せぇへんっちゅーに。ジュニアちゃうねんぞと」
「ジュニアの子たちのがおとなしいよ」
「俺らに落ち着きがないみたいやんか」
「まぁわたしは現場なんてそうそう行かないから知らないんだけどね、様子とか」
「あーまぁな。そうやんな」
「でも予想ね?すばるがずっとこんな調子だったらうるさそうじゃない」
「俺いつもこんなんちゃうわ」
「そうなの?」
「もっと細々喋るわ。お前に初めて会ったときくらいおとなしいわ」
「初めて会ったの、・・・いつだった?」
「はっ?」
「だって、え?いつ?」
「覚えてないんかお前!!4年前の今日!!」
「えっ??」
「ハロウィーーーン!!!」
「うっそ」
「ウソちゃうわ!」
「マジですか・・・だってたぶんだけど1対1で会ったわけじゃないよね?」
「ヨコと亮とヒナとマルと俺!」
「そーりゃ覚えてないわ」
「はぁぁぁぁ!!?俺とお前の運命の糸が重なって絡まってもーわけわからんくらいこんがらがった瞬間やぞ!」
「あーごめんわたしすごい瞬間を忘れてるみたいだね」
「お前なんか知らんけどどっかからかもらったとか言うて菓子くれたぞ俺らに!」
「・・・あ、」
「出た!?」
「あーそれはなんとなく、・・・かな?みたいな」
「覚えてへんやんけ!」
「まぁでもわたしはその時からこう、すばるたちにイタズラされないように予防策としてお菓子をあげてたっていうことね」
「あん時から印象変わってへんのか!ありえへんぞ!!」
「いや、だからその最初の印象すらも覚えてないからなんとも言えないんですけどね」
「なんやねんもぉぉぉぉ!!何!?ハロウィンの呪い!!?」













(10/31 ひと目惚れでしたからね。)