「おーはようございますっ!」
「あ、おはようございます。朝からお掃除ご苦労様です」
「ゴミありませんかっ?」
「いえまだ出勤してきたばかりなので、」
「通勤途中で飲み干したスタバのカップとか!毎朝寄ってきはるでしょスタバ!」
「なんでわたしの習慣知ってんですか!」
「さぁーてね!」
「怖いんですけど!」
「で、ないんですかカップは!まさかどっかで捨ててきはって・・・」
「いやあの、先日タンブラーを買ったんで・・・もうカップいらず、みたいな」
「あら!エコですか?」
「えぇまぁ、身近なエコですねまぁ」
「ということはもう割り箸なんかのゴミも出さないと?」
「あー、そうですねMY箸なんかでまかなっていこうかなと。そういう努力はしたいなと」
「・・・そうですか・・・」
「なんの落胆ですか?わたしの使用済み割り箸に何か用ありましたか?」
「いえ、どうぞお気になさらず・・・」
「そうですか、では」
「あ待って!」
「気にしないでいいんでしょ!?気にしたくないんです!」
「いや違います!あのー、何かありませんか?ゴミ」
「・・・いや、だから出勤してきたばかりだからありませんって」
「・・・そうですよね」
「えぇ、すみませんけどそろそろタイムカードきりたいんで、いいですか?」
「あ、はい!今日も一日頑張って!!」
「清掃員さんも頑張ってください」
「あとでさんのフロアにも掃除しに行きますから!」
「なんで名前知ってんの!?」
「僕基本的に会社のこと何でも知ってますから!」
「何者なんだよ・・・」
「いやいや。僕はただの、清掃員です。」
「・・・胡散臭い・・・」