「結婚するん?」
「は?しませんよなんですか藪から棒に」
「え、せぇへんの?」
「ヤスとそういうことなっとんちゃうんかお前、あれ遊び?」
「・・・・・・それか・・・」
「あ、ほら思い当たった。せやろ?あるやろ予定」
「違うんですそれデマで」
「え、そうなん?俺てっきり、ほらお前新人好きそうやから」
「どういうことですか」
「入ってくるそばからパクっと」
「最低!」
「なんやデマか」
「そんな面白いことにはなりませんよ。だいたいあの不思議な柄のネクタイとかどこで買ってるんですか彼。今日なんてなんかのキャラクター柄でしたよ、アメコミ的な」
「あれ手作りらしいで」
「手作りなんですか!?」
「気に入った柄あったら普通に作んねやて」
「ええなぁー家庭的やぞあいつ。お前にないもん持ち合わせとる」
「・・・逆に嫌ですしそんな旦那・・・ってか私に家庭的な部分がないって言うんですか」
「ないやん」
「お弁当手作りですよ私、基本的に」
「冷凍食品しかないくせに」
「見てもないくせに勝手なこと言わないでください。手作りのものもあります」
「おにぎりだけやろ?」
「だけじゃないですから!バカにしすぎです渋谷課長!」