「・・・ダメ」
「だめなの?これカワイイのに」
「ダーメ。これ、前にしたデザインとかぶってるわ」
「モチーフが一緒なんだからある程度はそうなっちゃうと思うんだけど」
「それは、言い訳」
「でもあたし好きだよこっちも」
だけが好きでもだめなんだよ」
「・・・ですよねー・・・」
「・・・ごめん、今軽くきついこと言った?俺」
「ううん、プロなんだからそのくらいは、そうだよね」
「・・・・・・」
「・・・ってかあたし邪魔ですか?」
「え」
「や、ごめんあれだ、店出てる。今だれもいないじゃんね考えてみたら。危ないよね」
「でも今日雨だし、つか客入ったらピロリロ鳴るし」
「じゃあ掃除してるよ」
「したばっかじゃん朝に」
「いくらでも掃除するとこはあるの。店長はゆっくりデザイン練ってなよ」
「・・・・・・ハーイ」
「よし。」
「・・・・・・・・・・・やっぱしない」
「え」
「今日は浮かばないわデザイン」
「そこを考えるんじゃないの?」
「だから今日はもう閉店」
「いやいや、デザインしてなくても営業はしようよ」
「雨だもん、来ない来ない誰も」
「適当すぎるよ」
「俺の店ですけど何か?」
「・・・逆らえねぇ」
「店長命令、閉店準備」
「えー・・・はーい・・・」
「そのあと、ボードとスーツ準備」
「え、今から波乗り行くの?」
「行くよー」
「雨だよ?」
「たまにはいいじゃん」
「・・・たまにはいっかぁ」
「ね、行こ行こ」








(03/17 店員さん食っちゃだめだよ店長さん。サーフショップで一緒に働きつつ、たまにこうして一緒にサーフィンやってたらいいなぁと思いました。そんなカップルいいなぁと。)