人生ってちょれー なんつったらぴー辺りは笑うのかな。 でもさ、 やっぱ人生ってちょれーじゃん? 適当に笑っとけば大抵の事は許されるし、思った事を大袈裟に口にすれば女の子は喜ぶ。 ちょっと頑張ればサッカー部のレギュラーにだってなれちゃうし。 ほら 人生ってちょーちょろい。





まぁ要するに楽したもん勝ちって奴じゃん?



そんな理由に後押しされて、いつも通り大嫌いな数学をサボって向かった屋上。 亮ちゃんとかいねぇかなー なんて期待しながらギシギシ五月蝿いドアを開けると、そこに居たのはちょー美人な女の子。



え 、誰あの人見た事ねぇ。気付いた時には口が開いて、勝手に「うわぁ。」なんて呟いてて。

すると彼女は俺を見て、不機嫌そうに顔を顰めた。







「・・・・何?」

「あんたすっげぇ美人。」

「そういうあんたは頭悪そう。」

「え 、何で?」

「初対面の人間をあんた呼びするのは馬鹿の証拠でしょ?」

「そういうあんたも言ってんじゃん。」

「私はやり返してるだけだから良いの。」







うわー。何ソレちょー理不尽。 って言ってやりたいのに俺の両目は歩いて来る彼女に縛られていて、 え、何でこっち来んの? なんて考えると柄にも無く体に力が入っちゃったりなんかして。







そんな俺を見て彼女は嗤った。そりゃあもうびっくりするくらい綺麗に。







「教室に戻りたいから退いてくれる? 赤西仁くん?」













果実は潰れた

(何か今、ちょードキドキしてるんですけど。)