「・・・え、うっそぉ!!!!!」
「驚きすぎじゃないですか?」
「なんで!?なんでないん!?普通OLはバレンタインに配るやろチョコ!!」
「不況ですもん。こっちも節約しなきゃならないですし」
「いや、言うてもお前社長にくらい渡しといて損はないやろ」
「得もそんなにない気がするので。昇給でもしてくださるのなら渡しますけども」
「・・・・・・」





















「あ、さーん!はい、バレンタイン!」
「・・・まさか男性社員からもらうとは」
「僕毎年周りの人にはあげてるんですよねー」
「OLよりOLらしいってこういうことね。ありがと」
「ホワイトデー期待してます!」
「・・・コメントすらOLよりOLらしいな」





















「やる」
「ありがとう。誰から?」
「知らん、どっかの部署の誰かさん」
「毎年大変だぁね」
「要らんとも言えんし」
「私や大倉にチョコがそのまま横流しになってるって知ったらその人ショックだろうなー・・・」
「くれとは言うてへんもん俺。今は仕事第一」
「さすがエースですねー」





















「今夜俺大変やねん」
「デート?」
「4件」
「4件!よくそんなに入れたね予定」
「女の子ってこういうイベント事好きやんか、そこは男の務めとしてな」
「お疲れ」
「びっくりすんのが全部同じホテルってことやな。6時から25階、8時から19階、10時から38階、12時から最上階」
「余すことなく最低だね」





















「こういうときくらいコビ売らんのかお前、いろんな男にチョコばらまいたり」
「旦那探しに会社来てるんじゃないですよ」
「お前結婚する気ないん?」
「いずれはって思ってますよ」
「絶対無理やな。そうやって言う女はたいがいオールドミスになんねん」
「・・・・・・ほんとなんか、そこに関してやたらと厳しいですよね渋谷課長・・・」
「かわいい部下やからな。心配しとんねん」
「・・・え、そこでそんなにまともなコメントですか・・・?」





















「さっき見ましたよ部長ー、もらってたでしょうチョコ、二課の子に」
「お前も去年はくれたのになぁ」
「でも部長も課長もみんな他の子にもらえるからいっかなって」
「変なとこで役割作んなよ。個人の心意気やろそこは」
「ほしかったですか?」
「いや、正直お返しとか困るからいらんっちゃいらんねんけど」
「部長がそうおっしゃると予測してですね、私は何も渡さなかったのです」
「物は言いようやな」






















「え、ないんですか!?ショック・・・!」
「もらえる前提で来るんじゃないよ、モテる現代っ子が」
「だってみんなくれるんですもん・・・今だけですよそんなん」
「いや、君は何歳になってももらえるよ」
「・・・・やっぱりそう思います?」
「今イラっとしたなー・・・」





















「ご自分のためには伊勢丹でええチョコ買ったんですよねさんは」
「尾行とかしてます?」
「僕社長の送りあるからそんなんできませんよー知ってはるでしょ?」
「・・・・なんで?」
「当ててみて!」
「無理でしょそれは」
「そうやってすぐ諦めるんですよねさんはー・・・小学校のときからそうやないですか、夏休みの宿題あっさり諦めて先生に怒られたでしょ?」
「何年前まで知ってんだよ!!」








(強いて言うなら大倉さんのとこのエピソードがお気に入りです。これめんどかったー。以上、KJCompany編でした!)