「はいはい」
「ん。よろしく」
「おーけー・・・」
「・・・・・・何しとんの」
「見たらわかるやろ」
「骨をね」
「取っとんねん」
「・・・・・・え、これすばるのやんな」
「そや」
「さすがにこのシャケ丸ごと一個もらうほどね、あたしおなかすいてへんよ」
「なんでが骨取っとんねん」
「え、だってあたしのがうまく骨取れるやないですか」
「お前がいっつも俺に魚食うの下手くそやーって怒るからやぞヒナ」
「・・・なんかおかしないか?」
「おかしいことないよー」
「要領よくやっとるだけやんな」
「適材適所で」
「そういうことや」
「ハイ、できましたよー」
「おうさんきゅー」
「・・・
「なぁに」
「あんま甘やかすなやお前、すばるのこと」
「そんな甘やかしてるつもりもないけどなぁ」
「気にすんな。どんどん甘やかせ俺のことを」
「お前なぁ・・・」
「アイタっ!・・・お前小骨!残っとるやないか!」
「ちゃうねんてそんくらいの小骨はなぁ、食べられるの!普通の骨よりやわらかいやろー?」
「ほんでもお前結構残っとんぞ」
「食べられる骨は食べるべきやねん。カルシウムやカルシウム!ねぇヒナちゃん!」
「ま、まぁな!せやでそんくらい食えやすばるも!」
「えー・・・も、なんやねんお前・・・中っ途半端な優しさやなぁ・・・」
「お前取ってもらっといてそんな文句言うなや」
「ええねんてヒナちゃん、どうせいつも言うてんねんから」
「ほんでもお前」
「すばるくん、そんなけ文句言うんやったら次から自分で骨取りぃや」
「・・・・・・・・・・・」
「ん?」
「・・・いや文句ちゃうって食うよこんくらい!カルシウムやんな!」
「そうそう!」
「・・・・・・いつもこんなん?」
「いつもこの流れです」
「(アホやなぁ・・・)」









(03/03 適材適所はちょっとちがう)