|
MC調。 「こいつ昨日ありえへん」 「・・・」 「が?」 「何したんは」 「タオル持たずにシャワールームいって、浴びた後に気付いたんでしょうね、『誰かー!誰か助けてー!』って大声で」 「あっははは!」 「悲鳴やんもうそれ」 「そう!ほんで昨日は楽屋にシャワーついてるタイプだったやん」 「備えつけでね」 「楽屋いたのがそんとき俺だけで」 「ほう」 「俺そんとき帰り支度しとったけど、そんな大声いきなりしたらびっくりして」 「そらびっくりするわなー」 「ど、どうしたんや!って」 「まぁ見に行くわけいかんしな、シャワールームやから」 「そしたらですよ。こいつホンマにでっっかい声出しよったからスタッフがね」 「来てもうたか!」 「楽屋バーン開けて『どうしたんですかぁ!』って。で、そのスタッフはさ、俺の姿を先に見るわけやないですか」 「あ、はシャワールームにいるからな!」 「で、あれ?横山・・・?みたいな顔して」 「びっくりしたんやな」 「それからシャワールームにね、どうやらがいるらしいって気付いたんでしょうね。電気ついとるし気配あるから」 「うんうん」 「でそのスタッフは考えるわけですよ」 「何をや」 「シャワー浴びてるが悲鳴をあげて、駆けつけたら横山がいる、と」 「……」 「……あぁ!」 「こいつとうとうやりよった、みたいな、うわーみたいな顔で俺を見るねん!」 「疑いかけられとるやん!」 「最悪や」 「僕ね、もうその顔見てわかったから叫びましたよね。俺、俺覗いてへんぞ!!言うて」 「言うたんや」 「そこは言わな、クビやで俺たぶん」 「まぁ免れないでしょうね」 「このままやとスポーツ新聞載ってまう!『横山裕、覗きでジャニーズ解雇!』いうて!」 「あーっはっはっは!」 「前代未聞!」 「せやから絶対譲らんと思って、覗いてないです、絶対覗いてないです!って何っ回も言うて」 「まぁ実際覗いてないからな!覗いてないやろ?」 「え、覗いて…ない、やんな?」 「覗いてへんわ!!!覗くか!アホか!」 「わは!マジギレやな!」 「当たり前やんけシャレにならんわ!」 「そんでどうしたん、疑いは晴れたんか?」 「まぁ、まぁスタッフさんもね、あーハイハイみたいな感じになってきたから、ひとまず大丈夫やなと」 「おーよかったよかった!」 「そしたらやっと、で、じゃあはどうしたんやと」 「あ、忘れとった」 「リアルに忘れとったな今!」 「そやねん俺も自分の覗き疑惑でいっぱいいっぱいなってすっかり忘れて!スタッフに言われて思い出したから、『さんはどうしたんですか』『ど、どうしたんでしょうね?』言うて、やっとにね、もちろんドア越しですよ?どうしてんお前ーって聞いて」 「そしたら」 「タオル忘れた、取ってくれと」 「うん」 「たかがタオルでね!こいつアホかと!そのせいで俺覗きに間違えられそうになっとんのに!」 「まぁまぁ、腹も立ちますよね」 「ほんでも!あたしがー」 「やっと喋ったな」 「今日はだんまりやったからなー。どしたん?」 「や、今フツーに聞いとった。あたしはね、そのスタッフさんと横ちゃんのそんなやり取りの間ずっとシャワールームおったから、実際何が起きてんのかあんまわからんかったのよ!」 「あぁなるほどな!」 「横ちゃんの『覗いてへんぞ!』って声だけちょこっと聞こえたもんやから」 「あは!」 「何をやねんと思いながら」 「そう。しかも誰もタオルを取ってくれへん」 「忘れられとるからな!」 「さーむいしワッケわからんし横ちゃんなんか言うとるしで」 「災難やな」 「忘れたお前の責任やんけ」 「まぁねまぁね!」 「そうやんけお前!しかもなんで『助けて』とか言うん?ふっつーに『タオル取って』って最初から言えばよかったやんけ!」 「いやそう、思ったんやけどー、そんとき楽屋に横ちゃんしかおらんのは知っててん、入る前からそうやったから」 「まぁ結構みんな帰ってたしな」 「ちょっとね、横ちゃんを驚かせようかなぁって・・・」 「・・・ドッキリのつもりやったんか!!」 「そやねん!」 「お前ふざけんな!!!!」 「まんーまと」 「スタッフまで巻きこんでしまったと」 「あーっはっはっは!!!」 「大成功やんけお前!」 「最悪や・・・」 「そんな横ちゃんにお願いなんやけど、」 「なに、もー」 「大成功って、言うて?」 「だーいせーいこーう!・・・・・・・・アホかお前!!!」 「ハイありがとうございまーす!」 (03/22 ヒロインもいじられるばっかりじゃないのよ、という、お話) |