「あ、渋谷さん」
「おぁ、なんやマルやん」
「Bスタジオでしょ?」
「当たり前やろお前、今日全員で取材やんけ」
「そらそーですよね。あ、そういや昨日からのメール見た?」
「・・・あー、見た見た。なんやねんアレ」
「わっかんないんよねー。どうしたん?ってレスしても明日になればわかる言うて」
「なんや勿体つけよるな・・・」








「おはよーす」
「おはよーございまーす」

「あ!!!来た!」

「え」
「はい?」
「お前ら大丈夫やったか?」
「何が?何が?」
「何をそんなに、え?」
「え?やないよ取材やよ!」
「取材・・・は、今から、ですよね?」
「え?」
「え?」
「・・・・・・つまりこいつらは大丈夫やったってことや」
「せやな、みたいやな」
「何がやねん何の話しとんねん」
「しかも知らんの?」
「しら、え、知らんって、何を?なんやのさっきから」
「ほれ、これ」
「・・・・何、フライデー?」
「見出し見てみ」
「・・・・・・えー・・・『皇室の子育てに』」
「それちゃう!!」
「こっちやこっち!!」
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・『本誌独占キャッチ!』」
「・・・・・・『ジャニーズ、深夜のすき焼きデート!!』」
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「・・・はぁぁ!!?」
「え、こいつそんな、あんなん、え、こんなん撮られたん!?」
「おっそ!」
「なんで知らんねん」
「テレビでめっちゃやっとったやん、めざましテレビでもやっとったで」
「え待って待って待って、え?ええ?」
「『3月某日、ジャニーズ事務所初の女性タレントとして常に話題をさらってきた歌姫の初スキャンダルを撮影することに成功した』」
「『午前0時をまわる頃、都内某所のすき焼き専門店から男性と二人で楽しそうに談笑しながら出てくるの姿が目撃された』」
「・・・ね?」
「そんーな・・・」
「うっそやん・・・え、ってことはー、え?アレですか?アレですよね?マズイですよね?」
「マズイねん」
「メールはこのことか!あいつこれが今日載るの知っとったんや!!」
「そうみたいやね」
「え、で、は?」
「なんか事務所に寄ってから来るて」
「・・・うーわ・・・」
「さて、どうするかですよ」









(04/14 とうとう喋らない錦戸さん)