「まぁとにかく」
「ハイ?」
「迂闊やろお前、なんにしても」
「ハイ・・・・・・や、でも弟やんか、まさかそんな弟と出かけることにいちいちパパラッチ気にせんわ」
「まぁな」
「ええ勉強になりましたよ」
「なんのやねん」
「週刊誌に撮られるとどうなるのかっていうね」
「・・・・・・」
「まず事務所に軽ーく怒られて」
「いや、相手がユウキやなかったら本気で怒られると思うで」
「自宅の下に報道陣がわりと来て」
「そんなに来たん?」
「今回はハナから間違いって事務所知っとったから、そんな押さえんかったから。とりあえずマンションの管理人さんに謝って」
「迷惑やもんなーあんなん」
「実家にまで電話が行き」
「お前んち的には『うちの子たちがどうしましたか?』みたいな感じやろ」
「ほんまそうやで!そしてメンバーのみんなは大混乱し、」
「しとったな」
「亮ちゃんは怒る、と」
「べっつに怒ってへんよ」
「怒ってましたねー」
「怒ってないて!」
「しかもへこんどってんやろ?ヤスが言うてたもん」
「(・・・安田・・・!)」
「まぁ見た感じそれはわかりましたけど。リアルに傷ついた獣の目ぇしとったもん」
「・・・や、そらなんつーか」
「ほんまにね、ええお兄ちゃんやね亮ちゃんは」
「・・・・・・まぁな」
「すいません心配かけて」
「ほんまや。二度とゴメンやぞ」
「ふふ、うん、ほんまごめん」
「もしさ、お前にそういう・・・深夜にすき焼きデートするみたいな奴・・・まぁ彼氏やな、そーゆーんできたらちゃんと言えよ」
「うん」
「お祝いでもしたるやんけ」
「うん」
「しかもアリバイ作りとかに協力したってもええし」
「うん」
「そんなん認めんとか言わんやん、お前が決めた相手ならさ」
「うん」
「そんぐらいの信用はしとるつもりやし俺も。まぁメンバーみんなそうやと思うけど」
「うん」
「な?」
「うん。・・・まぁでも、ないよ。そんな予定もないし、しばらくは」
「おらんの?お前ドラマとかで、なんかいろいろおるやん。ええなーみたいなんとかないの?」
「ないわ。ないな。うん、なんかみんな友達やな。なんかー、こんなさ、仲間全部が男どもっていう環境におるやんあたしって。なんか男としてその人を見るっていう、やり方がわからんねんもん」
「・・・ふーん」
「でも、ま、なんかあったらちゃんと言うよ。付き合う人ができたってなっても、片思いでも好きなひとができたってなったらちゃんと言う」
「・・・・・・」
「そしたら後ろで応援しといてくれたらそれでええからさ」
「・・・・・・」
「よろしくおにーちゃん!」
「・・・・・・片思いの応援とかはせぇへんぞ?」
「なんっでや!」
「なんかこう、アレやん、お前がひとりでこう・・・ヤキモキしてジタバタしとんのとか、見てんの面白そうやん」
「あんたの道楽のための恋はしませんよ!?」
「誠心誠意からかったるし」
「ほんまやめてや!もー!!」
「それが嫌なら、」
「・・・それが嫌なら?」
「・・・・・・・・・あー・・・・・・・うわ最悪や、何言うか忘れてもうた俺!」
「なんやのそれ!気になるやんかちょっとー・・・」
「思い出したら言う、思い出したら!」
「頼むよほんまにー」
「・・・・・・」









(04/18 追加リクエストありがとうございました!時間軸としては騒動→これ→ラジオ、みたいな感じ。このふたりはなんなんでしょうね。)