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「ヤースー・・・あれ、ヤスは?」
「あすこのソファにおるよー」
「ちっちゃくなっとるから見えへんか?」
「あーおったおった。・・・あー・・・今入られへんかな・・・?」
「今完全自分の世界入っとるからな。何、結構急用?」
「まぁ急用言うほどでもないねんけどね。ちょっと聞きたいことあったくらいやから」
「ほんなら後にしたら?ギターと語り合っとるヤスの邪魔するとめんどくさいことなるで」
「せやなー収録終わってからでええかな。うん、そうしよ」









で、収録が終わりまして。









「・・・・・・あれーーー・・・」
「残念ながらヤスくんはまたギターに没頭し始めてしまいました」
「お前なんでもっとはよ来んかってん」
「だって衣装のまんまとか嫌やん、せやから先に着替えてきてんけど!」
「せやけどもう、もう遅いでお前、あいつ完全あっちの世界おんで」
「どーしよ、あたしラジオあるから先出なあかんのに・・・」
「もうええやん、なんか聞きたいことあったんやっけ?聞いといでや」
「せや、どーせすぐ終わるんやろ」
「大丈夫かな・・・」
「平気平気」
「行ってみ行ってみ」






「ヤスー」
「・・・・・・・・・・」
「・・・聞こえてへん・・・ヤス!ヤース!」
「・・・・・・・・・・」
「安田!!!」
「んぁ!?!?」
「あー・・・えーと、今大丈夫ですか」
「あぁええよ!つかちょっと聞いて!今なー」
「いや、あたしの話をちょっと聞いて」
「新しい曲のイメージがブワーって湧いてて!なんやろ、地面からだぁーっとな、早回しで森が生えてくる映像あるやんかあんなイメージで始まってー」
「・・・地面から森・・・!?」
「そしたらその森がな、でやーっとこうやって波みたいにドーンとなんかが押し寄せてくんねんけど」
「・・・だ、大規模やんね・・・」
「そう大規模やねん!めっちゃ大規模!!そのな、大規模でなんつーか、壮大?みたいな感じを曲で再現すんのっていかにもむつかしーやんかぁ、でもな、このギターちゃんならそれができる気がすんねん!さっき俺、できるか?って聞いたらできるって答えてくれてー」
「ギターが?ギターが?」
「もうそんなとこさっすが俺の恋人やん!もうなこの曲が歓声したらこのギターちゃんと俺の最大傑作みたいになると思うねやんか!いうなれば愛の結晶?」
「子供やんかそれ、愛の結晶て」
「そうそうソレに近い!つかまんまそうや!俺とギターの間に産み落とされたー、子供!そんな曲ができあがる気がすんねん!俺とギターちゃんふたりの力で!」
「二人・・・」














「あ、おかえり」
「聞けた?聞きたいこと」
「・・・・・・・・」
「・・・?」
「そんなん聞けるか・・・!」
「おぉどうした」
「巻き込まれたか」
「もうヤスはギター愛しすぎや、もうあの子は人間の女の子を愛されへんのかっていうくらいに愛しすぎや」
「まぁ自称恋人ですから」
「どうしようもないわ・・・ほんまに・・・あたしもう行きますね・・・」
「・・・めっちゃ疲労困憊しとる・・・」









(05/29 ギター愛に引くヒロインってリクだったんですが、あんま引いてないっすね。ひたすらに疲れている。そして安田さんがなんかもろにおかしな子。すみません!!)