「・・・・・お前すごいな」
「・・・・・・何の話や?」
「それ」
「・・・ごはん?え、食べすぎとか言いますかコレで」
「ちゃう、魚。サンマ。」
「・・・サンマ?・・・・・・え、食べすぎとか」
「ちゃうわボケ。いや、これすごいやんけ、頭、背骨、尻尾。だけ。」
「や、普通やろ」
「こんっなけキレイに魚喰うヤツ初めて見たわ」
「うそやそれはー」
「ほんまやて、うちの親よりうまいて。や、だってお前、こいつの内臓どこやってん」
「内臓、え、食べたよ」
「あんなん!?」
「あんなんって・・・」
「あんな苦くて黒いもん全部喰ったんかお前!」
「そんーな悪いもんみたいに言うけどやね、あたしらの体内にも同じ器官はあるわけやから」
「でもお前自分の内臓食いたいとか思わんやろ」
「でも人間はレバーとか食べるやんか、つか焼肉屋行ったらだいたいが内臓やんか」
「アレはうまいからええねん」
「おかしいやろそれ」
「いや、でも!サンマ・・・っつか魚こんなん、・・・うわー・・・」
「え、そんなに?」
「お前ネコか」
「ネコはたぶん頭から食べてまうわ」
「お前コレほんまに、数少ない特技に加えてもええと思うわ」
「勝手にあたしの特技は数少ないって設定にせんといてくれる!?」
「ほんなら言うてみ、特技」
「ダンスとか」
「ダンス。はい1つ。」
「・・・わ、わりと歌えるよ」
「歌。はいこれで2つ。で?」
「・・・・・・・・あー、リコーダーが得意やったよ」
「リコーダーで3つ」
「・・・・・・・・・・」
「もうないんか」
「・・・・・・・・・・あとは、アレやん・・・・・・・・・・魚を上手に食べられます・・・・・・」
「・・・数少なっ」
「やかましいわ!」
「漫画に出てきそうやんかこの食べ跡」
「ほんまやで」
「サンマも幸せやでここまで食ってもらえたら」
「サンマの気持ちに立つとこはええねんけど、亮ちゃんは魚一切残すしな。説得力がないわ」
「俺は嫌いやからな。お前は魚が好きやからこんなけ食えるんやろ?『好きこそ物の上手なれ』や」
「うーん、まぁ微妙な比喩やんね・・・」
「まとにかく、エライエライ」
「・・・めっちゃ久しぶりに褒められたと思たらコレか・・・・・・」








(06/01 内臓もおいしいですけどね。というわけで魚エピソードリクエストでした!)