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(渋横雛)
「見舞いじゃコラーーー見舞われんかーーーーい」 「どういう挨拶ですか・・・」 「おいイス足りんぞお前、一脚しかないんかこのイス」 「折り畳みのイスがもう一脚あったはずやと思いますけど・・・」 「あ、あったあった」 「じゃあヒナが立ちっぱで」 「なんで俺や」 「3人見舞い客がおってイスがふたつしかなかったら一人立ちっぱなるやろが」 「お前その強靭な下半身をこういう場所で使えよ!」 「せやお前ただサッカーやるだけやったら、ペレでもできるわ」 「ペレにできること俺にできとったら俺今頃ブラジル行っとるわ!」 「・・・しゃーないなー・・・じゃ半分座るか?ほら尻半分ズラしたるから」 「気色悪!」 「あのー・・・べッドとか腰掛けてもいいっすよ別に、骨折でもないねんから」 「あーそか。それでええやん」 「お前もっとはよ気付けよ」 「お前らかて気付けへんかったやろが」 「・・・なんかあたし疲れてきたんですけど・・・」 「それメシ喰ってへんからやろ」 「大っ変やなー胃腸炎ゆーのは」 「・・・・・・ええ、まぁ・・・そうですね」 「んでストレス性とかなんやろ?」 「ええ、まぁ」 「んーで錦戸に怒られたんやろ?」 「・・・・・・あぁ、ご存知・・・」 「当たり前や」 「いや、ええと思うけどな俺は」 「せやな、必要やったんやてそういうのも、いずれ」 「タイミングがたまたま今回やっただけでな」 「亮が何言うたんかは、だいったい聴いたけど。まぁほんま本音やと思うし。逆にちょっとまぁ、ラク・・・にはなってへんかもしれんけどさ」 「お前も言いたいこととりあえず言うてまぁちょっとはすっきりしたんちゃう?」 「・・・・・・」 「亮あれから来た?えーーー・・・2日?経ったか」 「来てないんですよね」 「あいつめっっっちゃへこんどんもん」 「・・・そうなんですか?」 「そうやで」 「更に目が垂れとるもん最近」 「そんなに!?」 「シューンとしてなぁ」 「もうなんか、犬みたいに見えるもん。うなだれた犬」 「犬・・・・・・」 「お前のほうはどないやねん」 「あたしっすか」 「例えば明日とかに亮が来たらー、普通に話せるんか」 「んー・・・」 「謝ったり、謝られたりすんの、できる?」 「そらできます。つか、そうせなね、あかんと思うから」 「そか」 「せやからもし入院中に亮ちゃんが来てくれなんでも、退院したらあたしから出向くつもりもありますよ」 「ほぉー」 「お前やりよるなぁ」 「マルにもフォローしてもろたしね」 「ええ仲間やんけ」 「ほんまですよ・・・もうほんま・・・ありがたいことばっかで・・・」 「・・・ほらもーーー元気出せよもーーー!」 「見舞いに花持ってきてやってんからなーもー」 「・・・それさっきから思ててんけど、なんで鉢植えなんすか・・・」 「長持ちしそうやんけ」 「お見舞いに鉢植えはナイですよ先輩方・・・」 「なんでや」 「かわええやんコレ、なぁ」 「お前素直にそこは礼を言えよ」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ありがとうございます・・・・・」 「どういたしました!」 「まぁ俺ら800円ずつの出資やからな、この花に」 「言わんといてよそういうのは!」 (06/02 どやどやとお見舞いに来ました。) |