「オイ」
「ハイ」
「座るぞ」
「どーぞ」
「・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・なんやねん。どうした」
「お?」
「どうしたかって聞いとんの」
「・・・なんでもないて」
「言え。はっきり言えお前、そうやって溜めるから一気に潰れるんやろがもうええ加減気付け自分の性質に」
「・・・・・・」
「はい言うて」
「・・・・・週刊誌に変な事書かれた・・・・・・」
「・・・え、何書かれた?」
「『夜遊びしまくり男大好き乱れた私生活』て書かれた・・・」
「・・・・三拍子やな・・・」
「・・・夜遊びとかそんなにしてへんし男好きとかちゃうし私生活乱れてへんのに・・・」
「それは知っとるよ、俺らが一番。・・・でもお前夜遊びは意外としとるやん・・・」
「たいがいあんたらとやんか、しかも週1くらいやんか多くて!『しまくり』とか書かれるほどしてへんもん!」
「え、週刊誌写真載った?いつの載った?」
「わからんけどいつのかは・・・めっちゃ冬用のコートやったし結構前のやと思う」
「・・・ってことは結局証拠的なもんなかったってことやん、写真では」
「・・・せやな」
「んなもんただの嘘のでっち上げなんやから、無視しとけや」
「・・・・・・・・・・」
「・・・・・や、お前もな、女の子やから。そういう記事が堪えんのはわかんねん、そらそうやきっついよな。俺らが書かれるんとはなんかもう、重みとかがちゃうもんな」
「・・・・・・・・・・」
「ほんでもやましいことないねやから、仕事終わりに同僚と飲みに行くいうて、何が悪いん?この、これ書いたやつかてそんなこと当たり前にしとるやんか。お前は変な事してへんねん、普通に生活しとるだけやねん」
「・・・・・・うん」
「お前はなんも、悪ないねん」
「・・・うん」
「そんなもんに負けんな、が」
「・・・ん・・・・・・ありがと。」




















(06/05  全部把握して導くひと。)