「・・・・・・?」
「山ピー・・・」
「え、・・・・・・手・・・」
「あぁごめん放す」
「いや、え?なに、なんで手ぇ繋いでたの今」
「いやなんか、看病いうたらよく手ぇ握っとるやん、お見舞い客とかが」
「・・・・・・・・・看病?」
「・・・・・・・・・あ、把握しておられないと。」
「・・・・・・・・・」
「あのー、ここ、医務室やん。山ピー楽屋で倒れたやん。あたし運んだやん」
「・・・・うっそ」
「高熱ですよアナタ」
「・・・・・・・あー・・・もー・・・」
「ちょうどこの前の逆バージョンて感じやね」
「・・・・・・え、運んだの?が?俺を?」
「運びましたよ」
「どうやって?」
「おんぶ風に、まぁ足は引きずってんけど・・・せやから山ピーの靴下多少汚れとんねやけど。ごめんなそこは」
「いや靴下とかべつにいいけど全然、でも背負えたの?が俺のこと」
は本気になったらやる女ですよ」
「・・・・・・・サイーアク・・・」
「ほんまやなぁ」
「・・・・・・・・・」
「ひとにあんなかっこええこと言うといて、あんな泣かしといて、あんたはそう来ますか」
「・・・・・・・・・」
「知っとったやろ、自分熱あんの。そうやないと熱さましの薬なんか持ってへんよなぁ」
「・・・なんーで知ってんのー・・・」
「カバンのファスナー開いとったよ」
「・・・そりゃ・・・無用心だ・・・」
「ほんまやね。気をつけて」
「・・・・・・・・・」
「自覚あんのに無理して倒れたんやね。前のあたしと全くおんなじやね」
「・・・・・・・・そうだね」
「眠いとか言うとったのもごまかしやってんな」
「・・・・・・・・」
「あたしまんまと騙されてんな」
「・・・・・・・・」
「・・・なんで言わんのかなぁ」
「・・・・・・・・ごめんなさい」
「伝える事大事やって教えてくれたん、山ピーやん。そうやって言うてくれたから、じゃあ山ピーもあたしに、ちゃんと伝えてくれるんやろなぁって思っとったよ勝手に」
「・・・・・・・・」
「でも言わんかってんな」
「・・・・・・・・」
「あたしだけか。あたしだけが全部あんたに言わなあかんのか」
「・・・・・・・・」
「そんなん仲間とか親友とかちゃうわ」
「・・・・・・・・」
「そんなもん、ただの管理や」
「・・・・・・・・」
「あんたは管理人か。あたしはビルか何かか」
「・・・ビル・・・では、ないです・・・」
「せやな、ビルは喋れへんもんな。あたしよかよっぽど扱い易いわな」
「そういう意味じゃ」
「そうやんか」
「ちげぇよ!」
「熱あんのに叫ぶなアホ!!」
「・・・・・・・」








(07/22 そこで一番怒る。)