「・・・・・・もー・・・このええカッコしぃ。かっこつけ。わかっとるわ、弱っとる姿見せたないとか思ったんやろどうせ」
「・・・・・・バレたぁ・・・?」
「バレバレや」
「あーあ・・・」
「ほんまさ、ナメんなや。あたしにかてあんたくらい背負えるわ。実際おんぶして医務室まで来たわ」
「・・・ほんとにね」
「手ぇくらい、いくらでも握るわ。そんだけしかできひんけどそんだけできんねん。ビルやないからね」
「・・・・・・・・」
「まぁビルはもうええとしても。・・・もたれろとは言わんし、支えるとも言わん。山ピーみたくね、甘やかすって堂々と言う事もできひん」
「・・・・・・・・」
「それでも、 傍におるよ」
「・・・何のために・・・?」
「傍におるために、傍におんの」
「何理論だ」
理論じゃ」
「・・・そうすか」
「・・・山ピーがあたしのこと大事にしてくれとんのめっちゃ知っとるよ。たぶん山ピーの中であたしの優先順位結構高いやろなって自惚れとるよ」
「・・・・・・うん。否定しない」
「山ピーはあたしが自分のこと大事にしぃひんときに怒る。そうやって言うたよね?」
「うん」
「そうやって言うといて、山ピーって実はそんなに自分のこと一番大切にはしてへんよな」
「・・・・・・」
「でもな、あたしは・・・たとえば山ピーの熱がこっちうつったってな、正直全然ええねん。あたしが熱出してぐらんぐらんになっても、そんで山ピーの熱下がったらなんの問題もないと思う」
「・・・・・・」
「まぁこんなん言うたら怒るやろけどな」
「・・・・・・うん、で?」
「なんでー、自分が熱出しても全然問題ないとか言うかってゆうたら、」
「うん」
「・・・・・・・」
「だって、山ピー苦しそうやねんもん。熱出してぶっ倒れて、めっちゃつらそうやねんもん。なら手ぇ握るわ。そんでちょっとでもラクになってほしいもん。自分がな、あとから熱うつるかもーとか考えつかんねん、そのときには。アホやねん基本あたし」
「・・・・・・・・」
「それって、自分のこと大事にしてへんってことかな?」
「・・・・・・・・ちがう、たぶん。」
「うん。山下智久を、大事にしてるってことやねん」
「そー、だね」
「前に山ピーが言うたことと同じやねん。ようはな、あたしの大事な山下智久を、あんたがダメにせんといてってこと。」
「・・・・・・・・ハイ」
「・・・でもそうすると、いろいろややこしくなんねやけどな」
「・・・だよねぇ。は熱うつってもいいから俺の手ぇ握ってたい、俺は熱うつすのが嫌だから手ぇ握ってもらいたくないってことなるじゃん」
「まぁどっちかしかできひんねやけど」
「・・・え、この場合どう、する?」
「この場合はー、どう考えても熱ある山ピーより健康なあたしのが立ち位置や力的にも上なんで、あたしの主張が通ります」
「・・・・・・なんっだそれ・・・」
「実力社会やな」
「病人と同じラインに立たないでくれませーん?ハンデつけろ」
「いらんやろ?」
「いらないけど」
「ふふ、せやろ。・・・じゃ、マネージャー来るまで寝とき」
「・・・どんくらいで来んの?」
「あと15分20分ってとこやな」
「そか」
「・・・・・それまで手ぇくらい、握らしとけ」
「・・・・・うん」
「よし。」
、」
「ん」
「ありがと」
「うん」
、」
「ん」
「大好き」
「うん」
「軽っ!」








(07/22 この「大好き」はなんだろう。わたしは彼らをどうしたいんだろうか。無理した山下さんを怒るヒロインリクエスト、以上です!ありがとうございました!)