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「お、できたできた」
「早いな意外と」
「ハサミはー?」
「あそこのカウンターにあんで」
「じゃあカッティングで」
「え、どう切んのコレ」
「4人用にしたやろ?これのー、・・・あ、こことこことここで切ればちょうどやん。2列ずつな」
「あーはいはいはい。じゃあちょっと待ってねー」
「・・・なんやかんやでお前めっちゃ笑顔やったやろ、あんなけ嫌がっとったのに」
「カメラがあるとどうもな」
「あー確かに」
「でも素で爆笑したヤツあるやろ」
「だってあんときは赤西がさぁ、降りてきた背景カーテンに頭カーンぶつけたから・・・」
「あっれさぁ!なんなのあの仕組み!なんで上から降りてくんのカーテンが!」
「たしかにアレは面白かったわ」
「せやろ?あれは笑うやろ」
「切れたわよー」
「おー」
「ありがとー」
「よし、携帯携帯」
「え」
「貼ろうよ」
「え、ええよ」
「なんでだよそのために撮ったんだろ」
「携帯貸して」
「嫌や」
「めんどくせぇお前」
「めんどくさいのは自分らやろ!」
「って言うとる間にひょいっと」
「あっ!!!」
「ポケットにあるとこうやってすぐ取れてまうからな。スリには気ぃつけろよ」
「お前がスってんじゃねぇかよ」
「スリレベルにタチ悪いわ亮ちゃん!」
「でもま、いいじゃんどうせ後でお前貼るべ?」
「わからんやろが!」
「いーや貼りますね。お前は貼りますよ」
「・・・あー懐かしい。見て。何度見ても懐かしいわこのプリクラ」
「ほんとだー。ほんと、見るたび若いよな」
「なぁコレさ、重ねて貼ってまう?それとも並べて貼る?」
「いや並べて貼ろう。比べやすいから」
「Before Afterみたいなね」
「比べるもんでもないやろ。つーか今亮ちゃん電源落とさずに電池パック取った・・・もーどうにかなったらどないすんねん携帯ー」
「大丈夫やて細かいなお前」
「買い換えたところでもっかい貼ってやるから心配すんじゃねぇよ」
「プリクラの心配ちゃうわデータなんかの心配や」
「はい貼れましたー」
「見してー・・・うわ、比べるとさらに若っ!!」
「うわほんとだーすげぇ、あどけないもんこっち!」
「わーコレ・・・なんかどっか切ないなー・・・」
「でもよかったね
「そうそう、俺らのメモリーですよ。さらに増えてね」
「大事にせぇよお前、トイレに携帯落としたりすんなよ」
「せぇへんけどさぁ!」
「じゃあもうメシにすっか」
「そうだね、なんだかんだで30分くらい経っちゃったし」
「あんま遅くなると週末やし混んでまうもんな」
「よし行こーぜー」
「うん?あぁ、うん!」
「うわ今このコ見とれてましたよ電池パックに」
「ちが、」
「なんや、やっぱ嬉しいんやん」
「違うわ!もっとまっすぐ貼れって思っただけ!」
「嘘つきー」
「素直じゃないんだから!」
「・・・・・・」
「おいおいそんな疲れた顔すんなよ景気わりぃな」
「ほんまなんか疲れた・・・」
「そういうときはやっぱご飯っしょ」
「せやな、さっさと行こ」
「はーい・・・」











(11/15 背景カーテンはトラップだぜ・・・。以上です!リクエストありがとうございました!!)