コンコン、ガチャ。





「おはよ」
「あ、おはようございますタッキー!どないしてん楽屋までわざわざー」
「まぁまぁまぁ、ちょっとここ座りなさいよ」
「え、何をいきなり」
「座れよ」
「・・・ハイ」
「・・・・・・」
「・・・・・・え・・・?」
「最近寒くなってきたなー」
「そうですね」
「俺昨日とうとうデイリーの肉まん買っちゃったよ」
「あ、トンポーローまんがおいしいんやでデイリーは!」
「マジで?あれも気になったんだけどさぁ・・・じゃあ次はトンポーローにするわ」
「確実においしい!ぜひ食べてほしい!」
「・・・まぁそんなこんなでさ、着々とこう、冬来たなぁっていうの感じるじゃない」
「そうですねぇ」
「人恋しくなっちゃうひとも現れてくるよな」
「あー、まぁ気持ちはわかるやん、なんか寒いしやね」
「・・・わかんだ。やっぱわかんだ」
「え?」
「お前もそうなのか?」
「は?」
「寒いからって急いで彼氏作っちゃうような女だったのかお前は!」
「なんの話やねん!どうしましたタッキー!」
「兄ちゃん悲しいよ・・・」
「ほんま今日どないしはったのお兄ちゃん・・・」
「そりゃ週刊誌に妹が取り上げられたりするとさぁ!悲しいよ!!」
「・・・・・・あ!あれか!!」
「あれだよ馬鹿!もうこの馬鹿娘!!」
「妹が娘になりましたよ!」
「彼氏作っちゃうのかお前は!俺に一言の相談もなしに契っちゃうのか!!」
「契るってまた大げさな話に持っていかはりますね!!」
「いやいいんだ!いいんだよ別にお前がさぁ、幸せになってくれるんならさぁ!でも俺のまったく知らない男じゃんこれ!そういうの不安になんじゃんわかんじゃん!!」
「いやいやいやいや」
「ヨコはこいつのこと知ってんの?ヒナは知ってんのすばるは知ってんの?」
「いや、知らんけど!」
「知らないでしょ!?お前・・・そんなやつとなんで・・・っ!」
「・・・今日酔っ払ってへんかなお兄ちゃん・・・」










(11/20 このひともてんぱる。)