「・・・・・・・」
「・・・・・・・」
「・・・・・・・」
「・・・・・・・」
「・・・・・・・」
「・・・・・・・」
「・・・・・・・」
「・・・・・・・え、喋んないの?」
「え?だって今なんかこう、座って音楽聴いとる感じやったから、邪魔したらあかんなぁって思って」
「いや聴いてないから。イヤホンしてないでしょ。」
「あ、ごめんそこまで見えへんかった。体勢的にそうなんかなって勝手に思ってましたわ。じゃあ何しとったん?頭抱えて」
「・・・んー・・・」
「ん?」
「・・・考え事?」
「じゃあ何を考えてましたか?」
「・・・・・・んー・・・」
「・・・・・・」
「・・・わかんね。なんか考えてたと思うんだけど、なんも考えてなかったような気もする。ぼーっとしてたのかも」
「そか」
「うん。・・・・・・うん?どうしたの
「頭こっち向けて」
「え、なんかついてる?髪に」
「そうそう」
「うわなんだ、フケ?」
「あは、ちゃうよ!ええからこっち向けて」
「はい」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・はい。」
「・・・・・・・・・・」
「取れたで、もうええよ前向いて」
「・・・何、今の。俺には今が俺の頭をなでたようにしか思えないんだけど」
「そう思うんやったらそうかもな」
「フケだかゴミだか、取ってくれたんじゃないの?」
「それも、そう思うんやったらそうかもな」
「何よ、なんなのマジで」
「・・・なんとなく、疲れとか不安とか、そういうネガティブなゴチャゴチャが頭の上にある感じしたからさ。それ払って、ついでに大丈夫やぞーっていう、念を送って。手からこう、ハンドパワーみたいな?」
「・・・・・・」
「ハンドパワーって古いか。じゃあなんやろな、オーラかな?」
「・・・・・・それで、大丈夫だよって?」
「そう伝えた、つもり」
「・・・なんでだよ、なんか・・・今、泣きそうなんだけどすごい」
「ふふ、泣いたらええやん」
「でも嫌だ」
「でも嫌か」
「すごい・・・幸せなんだから、今。泣きたくない」
「・・・でもちょっと、疲れてもうたかな?」
「・・・・・」
「ほら、なんか手ぇ冷たいもん山ピー」
「・・・・・・の手、超あったかい」
「うん。そういうときのために、あたしはおんねやで。いつでもあっためるから、こうやって」
「・・・うん」
「一番の場所くらいはあたしがここに確保しとくから。たまにはその中で思いっきり、叫んでみたらええやん」
「・・・・・・」
「全部聴いて、受け止めておきますから」
「・・・・・・、・・・」
「あ、泣いてもうた」
「・・・違いますー見てんじゃねーよ」
「はいはい、じゃあ目ぇくらいは瞑っといたるよ」
「・・・・・・でも、手ぇ、離さないで」
「・・・ん。」











(11/21 山下さんが甘えるリクエストのつもりが、ヒロインが甘やかすっていうテイストになってしまった。意外と彼女は強かった。ごめんなさい。
山下さんに何があったのかは知りませんがちょっと鬱々としちゃってるときってきっとあるよねっていう。ちなみに山下さんが泣いたのは、「あぁちくしょうやっぱり好きだ」って思いがあふれちゃったからなんですけど、そんなこといちいち言わないの。以上!リクエストありがとうございました!!
)