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「じゃあ聞かせてもらいましょうか君らの絆を」
「は、いや、なんやろこの展開」
「俺にはない絆を」
「ちゃうてそういうわけやないねんて!」
「あぁそっか絆ないわけじゃないのか。でも物で繋がれた絆って切ないよなぁ。キャバ嬢と客じゃん。俺超太客じゃん」
「どう答えたら満足すんねん!もう教えてくださいよなんでも言うから!!」
「冗談冗談。でもまぁ、せっかくなんでね?せっかくだからせっかくじゃん」
「・・・何がやねん」
「君らの絆を」
「せっかくも何もないですよ!嫌や!そんなん語る意味がわからん!」
「・・・そんな程度なのか」
「えっ」
「このプリクラの笑顔は所詮カメラスマイルか。営業用なのか。あいつらに営業してんのか」
「いやいやいやいやいやいやいや」
「見てくださいこのやまピーの笑顔。彼は自然に笑ってるよ。楽しかったんだろうなぁこの瞬間なぁ。だけど、そっか。にとってはかりそめの友情だったのか」
「ちゃーうーよ!!なんてこと言うんですか!!大好き大好きみんな!」
「じゃあどうぞ。トークアバウトゼム。」
「・・・・・・」
「・・・そんな程度なのか」
「もうええわそれ!!」





***





「・・・転がされとんなぁ・・・」
「でもたしかにー、あのプリクラのピーのスマイルはかわいかった」
「そりゃ楽しけりゃ笑うよ俺だって」
「ってか滝沢くんはこれ俺らに聞かせようとしてるよな?」
「せやな。せっかくせっかく言うとるけどたぶんそのせっかくはせっかくあいつらが隣におんねやからって意味やと思う」
「でもー、・・・どうなんだろね、実際」











(12/04 明日につづく。)