()










『はいはい仁ー?え、まだ約束の時間じゃないよね?』
「それはまだ、うん」
『・・・あ、車出してくれるって?悪いね』
「言ってない言ってない!!違う用件があんのちゃんとー」
『うん、どしたの?』
「今日来られないんだって」
『えマジで?なんで?』
「プライベートな急用」
『何それ、どんな用?』
「知らねぇよっつか嘘だよそれあいつの嘘」
『え?・・・え?いや意味わかんないんだけど。え、何、要はは来られるってことなの結局』
「あー違う、そこじゃない嘘は。『急用』の部分が嘘ってこと」
『じゃあ何?』
「たぶん・・・たぶんねたぶん、たーぶーん、あいつ今、オチてっから」
『落ちてるって』
「気持ちの部分っつーの?」
『・・・なんでわかんの?』
「電話の声とか雰囲気とか。こう、無理に明るい声とかで喋るけどそれ逆に不自然みたいな」
『あー・・・』
「というわけで赤西予想としましてはー、あいつ急用なんてなくって今日ひたすら引きこもってオフ潰してーまたヘコんで明日に持ち越し、みたくなりそうな気がするんですよ」
『・・・・・・』
「・・・・・・」
『・・・・・・ねぇ仁、今日亮ちゃんとのデートになってもいい?』
「・・・・・・即決ね」
『え?』
「なんでもねぇよ。うん、いいっすよ。もしかしたらホテルとか行っちゃうかもしんない俺と亮ちゃん。なんせデートだから」
『いいけど撮られんなよ』
「行かねぇよ。っつかてめぇに言われたくねぇよそのまんま返すわその言葉」
『気をつけます』
「そうしてくだチャイ」
『任せてくだチャイ。・・・仁、ありがとね』
「・・・・・・べつにぃ」
『エリカ様か』
「赤西仁様だよバーカ」








(01/22 頑張った赤西さん。)